心配の連絡 ページ5
サンジside
俺が扉を開けた直後に、重めの物が裏の茂みに落ちた音
まさかと思い、思いっきりドアを開けると
ベッドは空。机の上には3万円札
お礼という事だろうが…
今高熱の馬鹿が大雨の中…居るってだけで心配
俺は、ウソップに連絡した
「もしもし、アイツの位置わかるか？」
ウ「またなにかしたのか？」
「高熱のまま外に飛び出してんだよ」
ウ「GPS見たら、家の方に帰ってる」
「俺ん家か？」
ウ「いや、ゾロの家だ」
「サンキュ、助かった」
ウ「サンジ、ゾロは素直じゃねぇよ？」
「わかってるさ」
ウソップも心配している
家の方へ向かって走ってると
見つけた。それらしき人
そこで俺は叫んでみた
「ゾロー！ゾローｯ!」
肩がビクンっ！と跳ねた
アイツに間違いない
俺の足の速さ舐めんなよ
俺が追い付いたのは、彼奴が鍵を刺してる時だった
ガシッ
ゾ「あ？」
「あ？じゃねぇよ！」
ゾ「げっ…何でここに」
「熱高いの知ってんのか？」
ゾ「るっせェ！」
「ったく…」
俺は、鍵を開け、ゾロを風呂場に押しやった
そこで2人で温まり、風呂を出たが…
髪も拭かずに、ベットへ行くマリモ君
「髪拭け」
ゾ「何イラついてんだよ」
「お前のせいだぞ」
ゾ「じゃ、帰れよ」
「はぁ…俺がどれだけ心配したと思ってんだ？」
ゾ「…」
「くっそ、焦った」
ウソップには連絡を入れた
見つかった…有難うと。
俺がお粥を作ってる間、ゾロが何も無い場所を見つめて
何か話してる
ゾ「くいな(ﾎﾞｿｯ)」
「あ？」
ゾ「いや、別に」
嬉しそうな顔…まさかくいなちゃんか？
それなら納得だな
「ほら、食え」
ゾ「要らねぇ」
「くいなちゃんがくれたんだろ？」
ゾ「え、」
「ちゃんと食え」
ゾ「寝てりゃ治るし」
「じゃ、少し寝ろ。洗濯勝手にするからな？」
薬は俺が預かってるし…呼吸が可笑しくなっても駆け付けれる
約数分後…静かになったと思ったら寝ていた
このまま眠ってて欲しい…がそう簡単にはいかない
おかしくなったのはゾロが寝てから約2時間後
俺も寝てしまっていた
誰かが俺の服をぎゅっと握り締めていた
間違いない…ゾロだ
「ゾロ、どうした？」
ゾ「はひゅっ…はぁっ…はっ…ｶﾊｯ」
「気付かずごめんな…苦しかったな」
ゾ「いぎっ…吸えっない…はぁっはぁっ」
「落ち着いて、大丈夫だ。俺が居る」
ゾ「はーッ…ﾋｭｯ!」
「俺の目見れるか？」
ゾ「ッ？」
「大丈夫だよ」
俺はゾロに深いキスを落とした
良くなると聞いた事がある
真実と信じて…
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作者名：ニャムニャ | 作成日時：2021年12月20日 0時
