過去話 ページ37
ゾロside
学校帰り、サンジを連れ帰った
何か黙り状態だな
ｺﾄﾝ
「茶でも飲めよ」
サ「知らなかった」
「ん？」
サ「お前が荒れてたなんて」
「知らなくて当然だろ」
サ「だって、俺と会う時は…」
「好きな奴を怯えさせたくはねぇし」
サ「何時のあだ名？」
「中学」
サ「剣道バカじゃないんだな」
「中学の時はなw」
鷹の目に負けてから更に荒れた
此奴と付き合ってからは大人しくなった
危害を加えてしまう可能性が高かったから
守る物が出来たから
何度も離れようと考えた
あいつが怪我する度に…彼奴は離れてくれなかったけど
何度も死にかけたけど…夢と此奴の為に這い上がってきた
「おい、顔見せろ」
サ「だって俺、ずっと守って貰ってたなんて」
「守るのは当たり前だろ…俺の恋人なんだから」
サ「俺、何も知らずに…自分ばっかり」
「言わなかった俺も俺だからな」
サ「ごめんっ…ごめん」
「泣くな。腫れんぞ」
涙を拭く為に目を擦る
「擦んな。赤くなんぞ」
サ「俺がついていなきゃ何も出来ねぇなんて思ってた
でも、お前は俺の事ずっと守ってくれてたんだな
俺、何も知らずに、お前の事…」
「もう、泣くなよ」
涙を拭いとってた俺の肩を押した
ドサッ…
「危ねぇだろ」
俺の言葉を無視して俺の胸に耳をあてる
ﾄｸﾝﾄｸﾝ…俺の心臓が動く
その音が心地良いのか…サンジは、寝てしまった
「…よいしょ…悪ぃな、心配させて」
俺は、寝息を立てているサンジを布団に運び
課題と反省文を済まし風呂に入った
良く寝てんな
飯作るか
寝ているサンジを置き、買い出しに出かけた
置き手紙あるから大丈夫だろ
後輩「あ、ゾロ先輩！」
「お、頑張ってるか？」
後輩「顧問変わりました！」
「そうか。次は正々堂々と勝負しろよ」
後輩「はい！お疲れ様でした。失礼します！」
ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ…
「電話？」
名前を見ずに出る
声の主はウソップだった
手紙を見ずに、外へ出て俺を探しながら泣いていた所を保護…
「何考えてんだあの馬鹿！」
俺は、ウソップの家に行った
「ウソップ！」
ウ「お、ゾロ」
「馬鹿は？」
ウ「馬鹿とか言うなっての」
「泣き跡」
ウ「連れて帰ってやれよ」
「…悪かったな」
ウ「怒るなよ？」
「あぁ」
怪我の手当してくれてたんだな
こいつを1人にするのは危ないな
前の俺と一緒だな
1人は嫌だ。でも、頼り難いた
家に着き、飯を作り終えた頃起こした
「寝坊助、起きろ」
俺の声で、ガバッと起きた
「よぉ。寝坊助」
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作者名：ニャムニャ | 作成日時：2021年12月20日 0時
