後追う者 ページ33
ゾロside
手紙を受け取り読むと
宣戦布告っぽい言葉
殺ってやろうじゃねぇか
彼奴らの出所時には俺も退院してる
サガ「退院おめでとさん」
「宣戦布告まであと2日」
サガ「その事何ですがね…」
「何だよ」
サガ「先生に気づかれた」
「は？」
サガ「神樂先生が告げ口したっぽい」
「つまり、付いてくると」
サガ「多分だが…ミホークも来る」
「彼奴ら…終わったな」
↓その日
「居るな」
サガ「あぁ」
「目が合ってるな」
サガ「あぁ」
「どうしたもんかな」
サガ「出るしかねぇだろ」
「先生、なんで居るんですか？」
先生「また喧嘩しないようにね」
鷹の目「勝手に死なれちゃ困る」
サガ「あ、出てきましたね」
「よう、久々の外の空気はどうだ？」
後輩「てめぇ等…」
「消されるぞ？」
サガ「社会的にも…俺たちの後誰がいる？」
「暴れても良いが…また捕まったらOUTだろ？」
サガ「仕返しなんて考えるなよ？」
「お前らがどんな手を使っても俺には勝てない」
サガ「お前ら、道場に来い」
「俺の後を追う者なら、竹刀を持て」
道場に着き、竹刀を持った
審判は先生と鷹の目だ
「来い」
サガ「来いよ」
相手は10人程度
1人5人相手すれば終わる
俺の傷は殆ど完治
鷹の目「1本！」
先生「1本」
その声が続く
5人の相手はキツイが、仕方ない事だ
「はぁっ、はぁっ…諦めろ」
サガ「今のお前達じゃ俺達には勝てない」
「練習を怠り、相手を脅すしか能がないのか」
サガ「昔は違ったろ？真面目に練習してたろ」
「俺達に、聞きに来てたろ？どこで道を間違えたんだ」
後輩「だって…先生が、顧問が…脅せば勝ちって」
「練習なんて必要ないって、囁いて脅せって」
「逆らったら、殴られたり、沈められたり」
「面会時にも、ゾロ先輩達に手紙を出せって」
「逆らったら、殺人罪で放り込むって…だから」
あの大狸…後輩たち脅して迄日本一になりてぇのか
俺とサガは後輩達を抱き締めた
「辛かったな」
サガ「後は、大人に任せよう」
「先生、今の話聞きましたよね？」
サガ「俺達だけで戦っていいんなら、良いっすけど」
先生「子供が出る幕じゃないよ」
鷹の目「子供は家に帰りなさい」
目がマジだ
「ほら、帰るぞ」
後輩「でも、俺達…」
サガ「良いから、来いよ」
「母校に顔だそうか」
サガ「良い考えだな」
「初心に帰れよ」
サガ「洗脳されたなら解けばいい」
「俺達が解いてやるよ」
邪魔が入りません様に
サンジが見たら…確実に叫ぶ
早めにここを去ろう
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作者名：ニャムニャ | 作成日時：2021年12月20日 0時
