嫌な感じ ページ16
ゾロside
飯食った後、手を繋いで貰って眠りについた
そばに居るから大丈夫って思ってた…のに
夢にはルフィ達が出てきた
普通に学校に行って巫山戯あってるシーン
でも、そこに俺は居ない
待てと縋っても…
ル「うぜぇ。近寄んな」
ナ「迷惑なのよね」
ウ「いい加減にしろよ」
サ「目障りなんだよ」
ロ「ほたって行きましょ」
フ「俺達の重荷になってんだよ」
ブ「そろそろ気付きましょうねー」
待てよ…待ってくれよ
お前らも俺を置いてくのかよ
…またシーンが変わった
今度はサンジだけだ
「サンジ!」
サ「ゾロ?おめぇまだ居るのか」
「は？」
サ「俺の前彷徨くんじゃねぇよ」
「え」
サ「てめぇな、金輪際俺の目の前に現れるな」
これは夢だってわかってる…なのに
好きな奴が離れていくのは辛い
俺は、そこで起きた
「んんっ？」
サ「起きたか？」
…冷たく…無い？
サ「腹減ってないか？」
「こっち来い」
サ「ハグか？」
素直に来てくれる
あれは…ただの夢だったのか
夢だったとしても、俺は片時も離れたくなかった
我儘を言ってみたり、サンジの後ろを着いて行ったり
サンジは、困った顔をしていた
風呂の掃除中も俺は傍に居た
サ「終わり…なんか食える？食わせるぜ？」
「要らない」
サ「そうかそうか」
「離れたくねぇ(ﾎﾞｿｯ)」
サ「ん？」
「いや、別に」
もし、聞こえてたら…
バレてなくて良かった
俺はその後、彼奴に抱いてもらった
離れたくねぇって我儘も聞いてもらった
2度目の風呂に入り終わり、就寝時になった
サ「抱きしめようか？」
普段の俺ならふざけんなって言うだろうが…
今は、離れたくねぇ
「うん」
サ「おいで」
これ以上我儘言ったら…流石に
何て悩んでると、サンジが口を開いた
サ「何で悩んでるか知らねぇけどな？離れねぇよ」
「え」
サ「俺達はお前を重荷何て思ってない」
「でも」
サ「考えすぎるな」
「…夢が正夢になりそうで…怖いんだよ」
サ「どんな夢だった？」
俺は、全て話した
するとサンジは笑った
サ「バカまりも」
「あ？」
サ「現実になる訳ねぇだろ」
「分かんねぇだろ」
サ「もし、皆が離れたとしても、俺は離れねぇよ」
「断言出来るのかよ」
サ「出来るさ」
「何で」
サ「お前を愛してるからだ」
あぁ…此奴はこーいう奴だった
そうだよな…だったら、過換気症候群の事も話しとこう
「サンジ、俺過換気症候群の疑いがあるんだ」
サ「ん？」
「…詳しい事はまた話す」
サ「あ、おい…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ニャムニャ | 作成日時：2021年12月20日 0時
