何故ここに!? ページ13
ゾロside
木に登り教室に入った俺を待ち構えてたのはウソップ
「…退け」
ウ「ごめん！逃がした〜！」
ウソップ達を振り切って辿り着いたのは寂れた公園
俺はベンチに座った
最近寝れてねぇんだよな
彼奴が寝た後俺は目を覚ます
それの繰り返し
ってか、誰に気付かれたとか言わなくて良くね？
何でいちいち言わなきゃいけねぇんだ
寝る為に飲んでる睡眠薬
…彼奴らからもそろそろ離れなきゃな
これ以上迷惑かけらんねぇ
もっと強くなった後に再会でもいいじゃん
俺は…瓶に残ってた全ての錠剤を手に出した
そして…
ゴクッ
飲み込んだ
そこで気付いた
そこにロビンがいた事に
ロビンが俺の口を開けようとする
ロ「ゾロ!今の吐き出しなさい！」
「んーん！」
ロ「口を開けて！」
「んー！」
そこにウソップも合流
ウソップが俺の口を開け、ロビンが手を突っ込んだ
「んぐっ!…うっ…ぉえっ…」
吐き気を促され…飲んだはずの錠剤が殆ど出てきた
サ「ゾロ！」
ナルチ「ロビン！」
フブ「ウソップ！」
俺は気持ち悪さが勝ってルフィ達が来た事に気付けなかった
ウソップが俺の背中を撫で、問いかける
ウ「なぁ、ゾロ。怒らないからさ…俺しかいないよ？」
「ロビンが居るだろ」
ウ「じゃ、あの木迄運んでやるから…な？」
「ん」
本当にウソップだけだと思ってた
ウ「何であんな事したんだ？」
「あれはただの睡眠薬…少し寝るつもりだった」
ウ「少しにしちゃ量が多くないか？」
「皆から離れたかった」
ウ「どうして？」
「俺が…弱いから」
ウ「弱い？」
「すぐに体調崩すし、迷惑ばかり」
ウ「迷惑って思ってたら、とっくに離れてるよ」
「…そ…っか…」
そこら辺で体内に残ってた錠剤が効き始め
睡魔が襲ってきた
その後の事は分からない
気付いたら、医者に運ばれてた
く「気が付いたかい？」
「ん」
く「あんた、過換気症候群かもしれないね」
「過換気症候群？」
く「最近、息苦しくないかい？」
「…」
く「深く呼吸しても苦しくないかい？」
「苦しい」
く「ちょっと立ちな」
何でバレてんだよ
誰にもバレなかったのに
立つように促され、立つと…
く「壁に手を付きな」
「こうか？」
く「その状態で呼吸してみな。吸う、吐く動作は1:2だ」
その通りやって見ると…少し楽になった
でも、吸いすぎで胸が痛い
「ぐっ…」
く「無理せずゆっくりだ。点滴打つから寝な」
その後、点滴を打ち終わるとサンジの背中に乗り…
サンジの家に帰った
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作者名：ニャムニャ | 作成日時：2021年12月20日 0時
