試験結果(青年期) ページ18
翔side
兄貴達の元を去って1年
バイトしながら勉強した結果が今日来る
「手応え無くて不安」
友「俺も」
ﾋﾟｺﾝｯ
「来た！」
友「せぇーの！」
ｶﾁｶﾁ…
翔友「合格！っしゃー！」
「でも、勉強は続けよう」
友「エリートぶったヤツらが居るから？」
「そ！馬鹿にされねぇように」
友「エリートなんか蹴散らして俺達が仕切る」
「頭の悪い上司の言う事は無視だな」
友「後は技術を磨く」
「技術がなきゃ始まんねぇからな」
友「っしゃー！天才外科医の名をもぎ取るか」
「雑誌に載るくらいな？」
友「一般人が来る病院より、芸能人達の方が…」
「うん、言いたい事が分かるよ」
友「ストーカー付きそう」
「あん時みたいな？」
友「あ！そうだ。朝日先生に聞いてみよーぜ」
「朝日先生に？まぁ、良いかもな」
朝日先生外科医だっけ？
ま、いっか
「朝日先生に連絡ってより、会いに行こーぜ」
友「あ、賛成！合格祝いにスタバ行こ！」
「お、何飲む？」
友「ほうじ茶ラテかなー」
「俺は抹茶フラペチーノ」
友「美味いよな！」
「まじ美味いんよ」
合否判定をし、朝日先生の居る病院に行き
朝日先生に会いたい医大に受かった事を話し
どういう技術が居るのか等を教えてもらった
「色々とありがとうございました」
友「また来ます！」
「兄達には内緒にして下さいね？」
友「会いたくないんでねw」
「雑誌に載って驚かせないんです」
友「若き天才外科医になる為に」
朝「分かったよ。俺が天才と認めたら、知り合いに頼んで載せてもらうよ」
「朝日先生に認められる…か」
友「まだまだ程遠いな」
「いや？案外すぐかもよ？」
友「25までには言わせてやる」
「朝日先生！覚悟しといて下さいね？」
俺達はそれだけ言って病院を後にした
「これも借りれたし」
友「動画も撮らせてもらったし」
「さて、練習練習」
友「後、勉強勉強」
家に帰り、動画を見ながら練習する
早ければ早い程良い
でも、確実に丁寧に縫う
「難しい」
友「あれ？絡まった」
「何だこれ、凄い難しいぞ」
友「医者ってすげぇな」
「そうだな…すげぇな」
この時の俺達は医者になって直ぐに起きた凄まじい事故で兄達が巻き添いになるなんて知る由もなかった
「なんだよこれ」
友「翔！」
「見た感じ黄色が多いな」
友「大変だ！お前の兄貴達も！」
「え？」
友「骨盤がグラグラだ」
「首の骨は大丈夫…でも、4人とも赤だ」
友「直ぐに運べ！緊急手術だ！」
「絶てぇ助けるから」
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作者名：Sugar | 作成日時：2021年10月12日 21時
