皆で帰ろう(幼年期) ページ50
智side
バイトから帰ったら和と潤がなんか騒いでるし
何事かと思ったら、翔の服にカメラを仕掛けたんだと
そのカメラには、あの場所が映ってた
「避けてきたのに」
しかも何か、目線高い？
和「木登りしてるから」
潤「問い質すの良くないし」
和「この付近に花畑あった？」
「無い」
花畑？見た事ないな
何て考えてると翔の声がした
翔「聞こえてる？カメラ着いてるの知ってるよ。
ここ、母さん達が亡くなった場所でしょ？
伯父ちゃんが言ってた。父と母はここで死んだって
ちゃんとお花摘んだよ。もう少ししたら、帰るね」
その言葉を最後に、翔は、多分木を降りて
帰路についてる
あの死に損ない…余計な事を
和「ねぇ、迎えいこ？」
潤「うん」
迎えに行こうか
雅「行こっか」
「そうだな」
外に出て、数分後
前から犬３匹？が歩いて来てる
和「真ん中翔ちゃんかな」
潤「遠くから見ると犬」
雅「ありゃ、犬だわw」
「どう見ても犬だw」
翔「かじゅ〜！」
和「翔ちゃん〜」
潤「翔〜！」
あぁ、翔だわw
翔も走り出し、和と潤も走り出し、、SunとRain達も走り出す
リード離してるし
俺と雅紀は走らない。
待ってる
翔「智にぃ〜！まーにぃ〜！」
「おいで、翔！」
翔「ギュー！」
しゃがんで待ってると勢いよくダイブしてくる
潤達はSun達のリードを持ってる
「さぁ、皆で帰ろう」
翔「帰るー！」
雅「翔ちゃん。今日のご飯はね〜」
翔「なになに〜？」
雅「ガパオライスだよ」
翔「カバオ？」
ガパオがカバオになるかw
和「カバオはアニメでしょ〜？」
潤「好き嫌い無くせるぞ〜」
和「あ〜そっか…入ってるもんね」
そうです。入ってるんです
ピーマンが
誰かが1個食えば真似して食うけど
当の本人全く分かってない
↓帰宅、晩飯
「晩飯手伝うよ」
雅「助かる〜」
「木端微塵？」
雅「そうだね」
ピーマン木端微塵にして、他の野菜と混ぜ込む
肉と混ぜて、調味料入れて…完成
「飯できたぞー」
できたご飯をジィ〜っと見つめて一言
翔「ピーマン入ってる！」
「美味いから食ってみな？」
翔「あーん」
「食えるだろ？」
翔は、パァっと明るくなり、パクパク食い始めた
おぉ〜良かった。これで食えなかったら終わってたわ
翔「ご馳走様でした！」
「美味かったか？」
翔「うん！」
雅「ピーマン食べれたじゃん」
和「パプリカもね」
潤「翔も、立派なお兄さんだな！」
褒め方がわかってるわこの子達
翔「んふふ」
明日から何すっかな
バイト減らしたし
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2021年1月24日 4時
