蜘蛛は蜂を狩るか、狩られるか【スパイダーマン】 (ページ9)

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電話から戻ってきたピーターの表情が明らかに悪くて、気になって蜂ドローンをピーターにつけると…その先にはショッカーがいた。

(ショッカーって捕まってたんじゃなかったの？！)

明日もあるけれど、私は仕方なくヒーロースーツを身に纏いショッカーの元へと向かった。

ショッカーを見つけると、彼は凄いスピードで追っ手であるスパイダーマンから逃げつつ街中を衝撃波でめちゃくちゃにしていた。

「うわぁ…修復作業が大変そう。」

「本当だよね…毎回作業にあたる人には頭が上がらないよ…。やぁMs'honeybee！君もショッカーとの鬼ごっこに来たの？」

「えぇ、これ以上街をめちゃくちゃにされるのは最悪だからね。私が密で何とか足を遅くさせるから捕まえるのは任せたわよ。」

「勿論！朝飯前だよ。」

(あなたはいつもご飯前でしょ。)

スパイダーマンと別れ、高スピードでショッカーに近づくと、至る所に蜜を放った。
蜜はすぐに結晶化され、彼のスピードはじわじわと落ちていった。

「本当、君って最高！僕の敵全部君みたいだったら良かったんだけど。」

そんなことを言いながら、スパイダーマンはショッカーにウェブを放ち地面に押し倒して拘束した。
やがて警察が来て、彼は取り押さえられた。