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221話 ページ11

少女の作った縄でセルを縛り上げると
ライオが少女に話しかけた。


ライ「とりあえず対無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)緊急対策本部を
立ち上げこの男に尋問する。
君もついてくるだろう?」

『……はい。』


先を歩くライオに少女は着いていくのだった。


『………』


沈んだ表情をする少女にライオが問いかける。


ライ「不安か?」

『……不安というか、
ソフィナさんやレナトスさんたちが……。』

ライ「そうか、君はその2人の元で特訓していたんだったな」

『………』

ライ「ショックなのは分かる。
だが、あいつらの分までオレたちが頑張るしかないんだ。
そうだろう?」

『…………はい!』


ライオのその言葉に少女も前を向いて歩くのだった。










































































その後、会議室のようなところに着き
まだ無事な神覚者たちが合流するのを待つ。
最初にオーターとランス、ドットが到着した。


『!2人とも!!』

ラ「A…無事だったのか」

『……うん。私はソフィナさんたちとは別行動だったから』

ラ「……そうか」


続けるようにレインやカルド、フィンも到着し
それぞれが席に着く。


ライ「今しがた街に甚大な被害があった。
早急に無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)について対策する必要がある」

ライ「そして今回このライオ・グランツと
A・フライハイトは相手の幹部である1人を
捕らえることに成功した。」

『(……私別に何もしてないけど)』

ライ「街を襲いに来ていたところを見捨てられたようだ。」

セ「フン、貴様らに我らがお父様が
不利になる情報を教える訳が無い」


ずっと黙っていたセルが口を開く。
そんなセルを少し哀れんだような顔で見ながらライオが尋ねた。


ライ「……見捨てられてるのに…?」

セ「………」


ライオのその一言でセルは酷く落ち込んだような様子になる。


『(……うわ、なんかカワイソ………)』

セ「フンッ!!だが俺はお父様を裏切る気は無い!!」


しかし、セルは強がってそう叫ぶ。


ライ「……頑なな…。こうなれば拷問だ!!!」


こうして、拷問が始まろうとしていた。


セ「(フン…爪剥ぎだろうとなんだろうと
死ぬまで口を割るつもりはない
さぁどんな拷問でも来い)」


そう思っていたセルの前に
刺身とハチミツを持ったライオが現れる。

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設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
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あかり(プロフ) - おひなさん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます🙇‍♀️更新遅くてすみません…!!今後も楽しんでいただけるよう励みますので気長に待っていただけると有難いです!今後もよろしくお願い致します!! (4月19日 3時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
おひな(プロフ) - すっごい面白くて一気読みしました!!更新楽しみにしてます(*ˊ˘ˋ*) (4月16日 22時) (レス) @page40 id: b79df793ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2024年4月1日 19時

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