84話 ページ46
一方、マッシュに忍び寄る影が近づいていた。
神覚者の1人、オーター・マドルに指示を受けた
オルカ寮の監督生____マーガレット・マカロンである。
マカ「うふっ、おジャマさせてもらいますヨォ…!」
マカ「アベルを魔法を使わずに完封なんて…。
いてもたってもいられないじゃなぁい。」
直後、空から無数の剣が降り注ぐ。
それらを避け、マカロンは地面に着地した。
そのマカロンのもとに何者かが歩み寄る。
マカ「あら、あんたがお守り役って訳?」
レイ「…たまたま通りがかっただけだ。
こっちから汚ねぇ笑い声が聞こえてきたんでな。」
マカロンに近づいた者……
それはアドラ寮の監督生であり、
神覚者でもあるレイン・エイムズであった。
オルカの監督生とアドラの監督生の戦いが始まろうとしている。
マッシュたちは知りもしなかったが……。
ド「それじゃスゴロクしちゃうぞー!」
マ/レ「わーい!」
そして、そのまま皆でスゴロクをやり始めるのだった。
ド「んじゃ、俺から振るぞ…!
…67っと……。」
サイコロで出た目の分、ドットの駒が進む。
駒が止まったところに書いてあったのは……。
ド「えーと…、腹黒い美女の魅惑魔法を受けコロッと騙され
500万ロンド失う……!?」
ド「んだこりゃ!!!クソスゴロクじゃねぇか!!」
直後、ドットの駒からお金が飛んでいき
駒のドットは一気に痩せ細った。
ド「俺ぇぇぇぇぇ!!!」
続いてレモンがサイコロを振る。
レ「次は私ですね…、25っと…。」
レ「恋人をストーカー気味に拘束して留置所行き…!?
320回休む…!?」
レ「キェェェェェェ!!!」
『(…そんなに休みならもうゲームに復帰出来なくないか。)』
ラ「フン、お前ら。
このスゴロクは俺たちの未来を暗示しかねない危険な…」
レモンの叫びを聞きながらランスはサイコロを振った。
そして止まったマスでは…
ラ「愛しき妹が唐突に彼氏を連れてきて…、
スタートに戻る…だと!?」
と、書かれている。
それを見たランスは家具へと突っ込んでいった。
ラ「グァァァァァァ!!!」
『ちょっと…、家具壊しちゃダメでしょ…!』
フ「はは……。」
次にフィンがサイコロを振る。
フ「交番に落し物を届け100ロンドもらう…
ホッ…、良かった…。」
『…なんかようやく普通のマスになったね。』
フ「うん…。はい、次Aちゃん。」
少女はフィンからサイコロを受け取る。
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あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇♀️貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います!! (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかり | 作成日時:2024年2月17日 12時