82話 ページ44
寮に着くと、各自自身の部屋へと戻る。
少女もまた、レモンと共に502号室へと戻った。
そして、先程の宣言通り
レモンにたっぷりと事情を聞かれてから、
いつもより少し遅めにベッドに入ることとなった。
たくさん遊んだ疲れもあったためか、
少女もレモンもすぐに眠りについたのだった。
皆でマーチェット通りに遊びに行ってから少し_____。
マッシュが少女とレモンに声をかけてきた。
マ｢今度実家に帰るんだけど、
レモンちゃんとAちゃんも来る？｣
レ｢マ、マママ、マッシュくんの…！！実家……！？
そ、それってもう結婚前のご挨拶ということですか…！？｣
マ｢違うんだけど。｣
レ｢早い！！！早すぎます！マッシュくん！！！｣
マ｢いやだから…｣
レ｢別に嫌なわけじゃないですよ！！まだ心の準備が…！！｣
マ｢…全然話聞いてくれない。｣
『………。』
1人で突っ走るレモンを横目に、少女はマッシュに答えた。
『……マッシュがいいなら行ってもいいかな。』
マ｢もちろん。｣
『他のみんなも行くの？』
マ｢うん、みんな来るって言ってたよ。｣
『そっか。じゃあいつ行くか決まったらまた教えてくれる？』
マ｢うん。｣
そう言うと、マッシュは去っていった。
『なんか手土産探しとかないとな…。』
そう呟くと、少女はレモンを落ち着かせることにとりかかった。
マッシュの実家へ行くことになってから数日_____。
少女たちは皆で森の中を歩いていた。
『結構森の奥深くって感じなんだね。』
マ｢うん。でもそろそろ着くよ。｣
マッシュがそう言うと、小さな家が見えてきた。
マ｢とりあえず一旦先に入るね。
ちょっとしたら入ってきて。｣
フ｢うん。｣
マッシュは1人先に中へと入る。
残された5人はドアの前で少し待った。
レ｢ここが…！！マッシュくんのお家！！｣
ラ｢…落ち着け。｣
『あれ、ドットも手土産持ってきてたんだ。』
ド｢礼儀ですから…！！｣
『(なんだかんだそういうところしっかりしてるよなドット…。)』
フ｢…そろそろいいかな？｣
『そうだね、そろそろいいかな。』
そして、5人もマッシュの実家に足を踏み入れるのだった。
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あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして！コメントありがとうございます🙇♀️貴重なご意見ありがとうございます！参考にさせて頂きます！ (2月21日 18時) (
レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います！！ (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2024年2月17日 12時
