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45話 ページ3

ラ「お前、七魔牙(マギア・ルプス)を倒したのか?」

『私の相手、七魔牙(マギア・ルプス)じゃなかったんだよね。』

ラ「そうなのか?」

『なんかうざったいバカップルだった。』

ラ「…………は?」


ランスは意味がわからないというような顔で少女を見つめている。


『いや訳わかんないとは思うけど、ほんとなんだって。』

ラ「そうか。大変だったな…。」

『……信じてないでしょ。
まぁ、倒すのはそんな難しくなかったけど
愛だのなんだのしつこくてめんどくさかったな。
愛し合う存在がいないなんて可哀想とか哀れまれたし…。
……そういうのに憧れはあるけどさ…

ラ「意外だな。」

『え?』

ラ「色恋沙汰に興味があるようには見えなかったが。」

『聞こえてたんかい。まぁ多少はね。』

ラ「お前も一応女なんだな。」

『それすごい失礼なんだけど。
まぁそういうあんたは色恋沙汰には興味無さそうだよね。
妹がいれば良さそうだし。』

ラ「何を当たり前のことを言っている?」

『分かってるから、そんな圧かけてこないで。
そんなことより、あんたは七魔牙(マギア・ルプス)倒してきたの?』

ラ「あぁ。第三魔牙(サード)をな。」

『流石。』


2人は他愛ない会話をしながら、進んでいく。
すると、少女はふとあのことを思い出した。


『あ。』

ラ「どうした?」

『あ、いやえっと…。
(早く謝らないと…。なんて切り出そう…。)』

ラ「大丈夫か?」

『あの…』

ラ「!」


少女が切り出そうとしたその時、ランスがなにかに気づいた。


ラ「ふせろ!」

『きゃっ…!?』


ランスはそう叫ぶと、少女に覆いかぶさった。
2人が地面にふせた直後、刃物のようなものが通過する。


『なに…!?』

ラ「わからん。
ただ…、どうやらうちの生徒ではないようだな。」

『……みたいだね。』


少女たちが刃物が飛んできた方向を見ると、
そこには二人の男が立っていた。


?「我らはヘカテリス監獄から脱走してきた死刑囚…。」

『……なんでそんな奴らがこんなとこにいるのよ…。』

?「悪いが、これ以上先には進ませねぇぜ?」

ラ「……仕方がない。やるぞ。」

『早くレモンちゃんを助けに行きたいのに…。』


突如現れた死刑囚に絡まれた少女とランス。
死刑囚と少女たちの戦いが始まる。

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設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
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あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇‍♀️貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います!! (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2024年2月17日 12時

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