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61話 ページ20

ラ「せっかくだ、お前にはアンナのグッズをやろう。」

『は?』


そう言うと、
ランスは少女にブロマイドやら缶バッジやらを渡してくる。


『……これ自作?』

ラ「もちろんだ。」

『……………。』

『…凄いね、ありがとう。』

フ「(Aちゃん考えるのを諦めて返事してるな…。)」


少女がランスからもらったアンナグッズを手に
思考を放棄していると、マッシュが口を開いた。


マ「そういえば、今日の放課後僕とフィンくんの部屋で
祝勝パーティーやるから皆来てね。」

『……え、今日?』

マ「うん。」

『そっか…。』


すると、ランスが会話に加わってくる。


ラ「パーティーをするのなら、料理などはどうするんだ?」

マ「シュークリームがあればいいかなって。」

ラ「……。流石にそれだけはどうかと思うが。」

『じゃ、じゃあ私なにか作ろうか?』

マ「えっ、やった。お願いします。」

ラ「お前、料理できるのか?」


ランスが怪訝そうな顔で少女に尋ねた。


『何そのできないだろみたいな顔…。
言っとくけど私料理は趣味だしそれなりにできるからね!』

レ「私、前Aちゃんに
ご飯を作ってもらったことがあるんですけど、
とっても美味しかったですよ!!」

フ「そうなんだ…!」

マ「これは楽しみですな。」

ド「モゴモゴモゴモゴモゴモゴ!!」

『……ドットは食べれるの?』

ド「モゴモゴモゴモゴモゴ!!!」

『(どっちだ……。)』


少女がドットの気持ちを汲み取ろうとしていると、
ランスが少女に話しかけた。


ラ「ならば俺も手伝おう。」

『……まぁ、ランスは料理できるよね。』

ラ「どういう意味だ。」

『いやほら、お母さんみたいだし。』

ラ「…誰がお母さんだ。」

『いたっ!?』


ランスは少女に少し強めのデコピンをした。
少女は悶絶しながらうずくまる。


『いったぁ……。何すんの!!』

ラ「お前が訳の分からないことを言うからだろう。」

『事実じゃん。』

ラ「もう1発食らわされたいか?」

『やめてよ!!』


もう一度デコピンの構えをしたランスから少女が離れる。
そんな2人を見ながらフィンが呟いた。


フ「あれ、あの2人……。なんか前より仲良くなってる?」

レ「あれはもう"そういうこと"ですよ!!」

マ「?どういうこと?」

ド「モゴーー!!!!!」


4人は未だに言い合いを続けている2人を見ながら
そんな会話をしたのだった。

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設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
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あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇‍♀️貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います!! (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2024年2月17日 12時

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