検索窓
今日:113 hit、昨日:94 hit、合計:124,213 hit

60話 ページ19

フ「Aちゃんとレモンちゃんとドッ……!?!?!?」

レ「どうやら見た目以上の大怪我だったらしいんです…。
肋6本、頭蓋陥没、両腕両足複雑骨折、
血豆、内臓複数損傷……。」

ド「モゴモゴモゴモゴモゴモゴモゴモゴ!!」


困惑しているフィンに、
レモンがドットの怪我の状況を伝える。
一方で、そのドットは何か言いながら
マッシュたちに絡んでいた男に唾を吐き続けていた。
すると、そんなドットたちの様子を見た男は
今日のところは引き上げてやるぜと言いながら去っていく。


『…また絡まれてたの?』

マ「うん。急に絡まれた。」

『ほんとによく絡まれるね…。』


あまりに絡まれやすいマッシュに少女が少し呆れていると
少女にランスが声をかけた。


ラ「A。」

『ん?』

ラ「怪我の方は大丈夫なのか?」

『うん、本調子ってわけにはいかないけど
一応歩けるし大丈夫だよ!
ランスが手当してくれたおかげ!ありがとね…!』

ラ「別にいい。」

『ランスの方こそ怪我大丈夫?』

ラ「もう大体治った。」

『回復力やば…。』

マ「ランスくんは
壁に突っ込んでもすぐ治ってたし大丈夫だと思うよ。」


ランスと少女の会話にマッシュが加わってきて、
少女にそう教えてくれる。


『……壁に突っ込む?』

マ「うん。」

『…なんで?』

マ「こうすると……」


そう言うとマッシュはランスに近寄り、
ランスの首にかけられているロケットペンダントの中身を
ランスに見せた。
それを見たランスは叫び声をあげながら壁へと突っ込む。


『え!?』

ラ「と、尊いの……飛び出し注意だぜ、それは……。
……やんごとなし…。」


ランスはそう言いながら地面へと倒れ込んだ。


『えぇ……。怖……。』

フ「やっぱりそうだよね…。」

ラ「やはりアンナは世界一可愛い……。」


倒れ込みながらも
ランスはロケットペンダントの中の妹___アンナを見つめている。


『そういえば妹の写真が入ってるんだっけ。』

ラ「あぁ。お前も見ろ、俺の妹を。」

『(ほぼ強制……。てかもう立ってるし…。)』


ランスは少女に向けてロケットペンダントを開いた。
少女は向けられたロケットペンダントの中身を見る。


『…確かにほんとに可愛いね、ランスの妹さん。』

ラ「!! 分かるか!?」

『うわ、うるさ。』

ラ「お前なら分かると思っていたぞ…!」


ランスは少し興奮気味に少女の肩を掴んだ。


『痛い痛い痛い!力強いって……!!』

61話→←59話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇‍♀️貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います!! (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかり | 作成日時:2024年2月17日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。