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58話 ページ17

少女たちの部屋から出たランスは
まず302号室、マッシュとフィンの寮部屋へと向かった。
302号室に着くと、
先程502号室に入ろうとした時と同じように2度ノックする。
扉はすぐに開かれた。


フ「ランスくん!」

ラ「戻ってきていたんだな。マッシュも中にいるのか?」

フ「うん、もう寝ちゃったけどね。」

ラ「そうか。」

フ「ところで、ランスくん。
Aちゃん見てない?
Aちゃんだけ無事なのか分からなくて…。」

ラ「安心しろ。Aなら俺といて、さっき部屋まで送った。」

フ「そっか…!良かった!!」

ラ「お前も早く寝ろよ。」

フ「うん、ありがとうランスくん!」


こうして、マッシュとフィンの安否を確認できたランスは
次にドットの寮部屋へと向かう。
しかし、ドットの寮部屋に近づいたその時、
何かが地面を這いずっているのが見えた。


ラ「!?!?
(お化けじゃないよな…?)」


ランスが這いずっているそれをよく見てみると、
それはドットであった。


ラ「…………。」

ド「スカシ野郎じゃねぇか。何固まってやがんだ、アァ!?」

ラ「………。」

ド「無視してんじゃねぇ!!!
つーか、怪我しててもイケメンってなんだよ…!死ね!!」

ラ「…グラビオル

ド「ギャッ!!!」


ランスはドットに軽めのグラビオルをして、
その場を去ったのだった。
そして、そのまま自室へと戻った。


ラ「(疲れたな…。)」


ランスも少女と同様、疲れからか、すぐに眠りについた。



















少女たちが皆眠りについた頃________。
"悪"はひそかに蠢いていた。


セ「お父様…。時間がかかってしまい、申し訳ございません。
ついに見つけました。…無くしものを……。」

?「そうか…。ついに…、ついに私の悲願が叶う…。
捕まえに行け。」

セ「はっ。
それと…、何やら特殊な固有魔法を持つ者がいるようで…。」

?「…ほう……。どのような魔法なのだ?」

セ「記憶しているものの具現化、だそうです。」

?「……確かにそれは、なかなか興味深いな…。」


少女たちの知らぬところで、
悪意は今、確かに動き出そうとしている____。

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設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
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あかり(プロフ) - MUZUKIさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇‍♀️貴重なご意見ありがとうございます!参考にさせて頂きます! (2月21日 18時) (レス) id: abcaf26375 (このIDを非表示/違反報告)
MUZUKI(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します。小説の内容についてですが、こちらの作品でアニメ化されていない部分までとても見てみたいため、ぜひそこまで更新していただけたらと思います!! (2月20日 23時) (レス) @page13 id: a8533ba18a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2024年2月17日 12時

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