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43話 ページ49

先に少女が火による攻撃を仕掛ける。


メモリート

ア「なるほど、火の魔法か。」

『……。(こいつら、私の固有魔法は知らないのか。)』

イ「クリスタント


少女に向けて、先程占いに使っていた水晶玉が飛んでくる。


『…水晶玉を操る魔法か。』

ア「それだけじゃない。」

『!』


少女が水晶玉を避けた直後、
水晶玉から無数の光線が少女向けて放たれる。


『ッ……!』

ア「水晶玉に気を取られてる場合じゃないぞ。」


アンドレは杖を構えた。


ア「スノウレンス

『…雪……!?』


アンドレの魔法によって生み出され、降り始めた雪は、
そのまま吹雪へと変わる。


『……何も見えない…。』

イ「背後ががら空きよ?」

『いっ……!』


背後にまわっていた水晶玉が少女に当たり、
少女は地面に倒れ込んだ。
そこに畳み掛けるように雪が襲いかかる。


ア「流石イザベラ。僕に完璧に合わせてくれるね。」

イ「当たり前でしょう?あなたのことならなんでもわかるわ。」

ア「愛し合う2人に敵なしだね。」

『……うっざ。』


少女は苛立った様子で、2人のいる方向を睨みつける。


イ「そもそも、それで私たちに勝つつもりなのかしら?」

ア「君の魔法の火も、この吹雪の中では消えてしまう。
勝ち目があるとは思えないけど?
降参するなら、これ以上は攻撃しない。」

イ「本当に優しいのね、アンドレは!」

ア「そんなことないよ。」

『………。(ほんとにうざいなこのカップル。)』

『舐めてくれるのは別にいいけど……。
そもそも私の固有魔法は別に火の魔法じゃないし。』

ア「……なんだと?」

『…メモリート


杖を構えた少女は、強風を起こし、吹雪を相殺した。


ア「……雪が…!?」

イ「……今度は風?あなたの固有魔法って一体…!?」

『わざわざ説明する必要性を感じないけど?』

『……さぁ、終わりにしようか。』

続編行きます!(追記あり)→←42話



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設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:あかり | 作成日時:2024年2月6日 7時

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