検索窓
今日:9 hit、昨日:427 hit、合計:212,672 hit

30話 ページ32

ラ「お前のような自分がために戦う奴に…
俺の妹を救うという覚悟が負けるわけが無い____。」

『(…自分がために………。)』


ランスのその言葉を聞いた直後、
レアンのローブ着た男は気を失った。


ラ「…それでお前は何故ここに?」

『すごい音が聞こえてきたから…。そっちこそなんで?』

ラ「俺はマッシュの手伝いをしに来ただけだ。」

『……そのマッシュは?』

ラ「そこで七魔牙(マギア・ルプス)第六魔牙(シックス)と戦っている。」

『そこって…。この水の中…?』

ラ「あぁ。」

『大丈夫なの…?』

ラ「マッシュなら問題ないだろう。」

『(人間ってこんなに長く水中にいれるもんだっけ…。)』


しかし、少しするとマッシュは特に大きな怪我もなく戻ってきた。


『……凄いねマッシュ。』

マ「?ありがとう。」

ラ「それにしても、七魔牙(マギア・ルプス)…。
6番と7番でこの強さということは…。」

マ「なんかいけそう。」

ラ「お前が言うとなんか気が抜けるな。」


ほんわかとした空気になったその時_____。


?「おやおや…。ひどい言われようですね。随分と…。」


背後に仮面をつけた男が現れた。
少女たちが振り返ると、仮面の男はいつの間にか消え、
第六魔牙(シックス)第七魔牙(セブンス)の側に立っている。


?「少し早計じゃないですか?」

『ッ……。(レアンのローブ…。こいつも七魔牙(マギア・ルプス)?)』


ランスが杖を構え魔法を使用しようとするが、
何故か魔法を使うことは出来なかった。
更にマッシュもクラウチングスタートの姿勢をとる。


?「落ち着いてくださいよ。私はただ仲間を…。」

マ「殺気立ってるじゃないですか。」

?「……。」


マッシュが攻撃を仕掛けようとするが、
またも仮面の男は消え、背後に立っている。


『(…なに?瞬間移動…?)』

?「殺気立ってしまったことは謝ります。
少し見てみたかったものですから。
ですが、仲間を回収しに来たのもまた事実…。
焦らなくて大丈夫です、またすぐ会えます。
…それでは失礼します。」


そう言い残し、
第六魔牙(シックス)第七魔牙(セブンス)を入れたビンを持って仮面の男は去っていった。


マ/ラ「………。」

ラ「前言撤回だ。
どうやら奴らは相当…、潰しがいがあるようだな…。」

マ「……。」


仮面の男との接触により、
3人はまた気を引き締めるのであった。

31話→←29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
301人がお気に入り
設定タグ:マッシュル , MASHLE , ランス・クラウン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかり | 作成日時:2024年2月6日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。