23話 ページ25
_________________________________________
そして、ユニコーンの出した最終的な答えは…。
ユ｢シュークリーム好きはアドラ！！ (もうこれでいったれ)｣
マ｢うっす｣
その場の者皆が思ったであろう…。
こじつけ感！！と。
___________________________________________
ラ｢そういえばあったなそんなこと。｣
？/フ｢コイツ/マッシュくんだったのか……。｣
『どんだけシュークリーム好きなの…』
レ｢そういえばAちゃんは
貴族関係出身だけどアドラだったんですね？｣
ラ｢お前、貴族関係出身なのか？｣
『あー…まぁ…。』
？｢可愛い上に貴族関係出身なんて…！！｣
『……。てか君名前なんだっけ？』
？｢えっ、あ…。……ドット、俺はドット・バレットだ！｣
『ドットね。私はA・フライハイト。よろしく。』
ド｢ツアーー！！！握手しちまったッ…！！！！｣
『(…どんなテンション。)』
『……貴族っていっても私の家はだいぶ下の方だし、
ちょっと色々と特殊だったからね。
レアンとは合わなかったんじゃないかな。』
フ｢そういう場合もあるんだね…。｣
マ｢そういえばAちゃん。
前も思ったんだけど周り見えてるの？｣
『え？』
マ｢眼鏡外してるから。｣
ラ｢そういえば…。｣
『あー…あれ度入ってない眼鏡だから。』
フ｢えっ、そうだったの！？｣
マ｢…なんで？｣
少女はしばらく黙り込んだが、意を決して口を開いた。
『………………顔を隠したかったから…。』
ド｢せっかく可愛い顔してるのになんで隠す必要があるんだ？｣
『あはは…、ありがと。………目がね…。』
マ｢？｣
『……………オッドアイだから。』
マ｢オッドアイってなに？｣
ラ｢左右で目の色が違うことだ。｣
レ｢でも、オッドアイだからって
隠す必要なんてないんじゃないですか…？｣
『……………。』
________________________________________
｢その気持ち悪い目でこっちを見るな！！！｣
｢ただでさえ女で生まれてきて迷惑なのに、
こんなに気持ち悪い顔だなんて………｣
________________________________________
『………気持ち悪いでしょ…、左右で目の色が違うなんて。』
しばらく沈黙が流れる。
だがマッシュがその沈黙を破った。
マ｢……なにが？｣
『え』
マ｢左右の目の色が違かったら何が気持ち悪いの？｣
それは少女が考えもしなかったことだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかり | 作成日時：2024年2月6日 7時
