22話 ページ24
傍観していたランスが話し始める。
ラ｢狙われたなマッシュ。
さっき小耳に挟んだんだが、レアンの奴らがアドラを中心に
あの2年もそれ目的でお前に絡んだんだろう…。｣
マ｢レアン…｣
ラ｢あぁ…。
レアンの寮は貴族関係出身の奴らで構成されている。
いわば高潔主義…。血筋を重んじる。
俺らみたいなどこぞの馬の骨ともしれない奴らは
是が非でも魔法局に入れたくないんだろう。｣
マ｢……｣
ラ｢そろそろ始まるかもしれないな。
レアンの中枢を担う
それを聞いた皆が固唾を飲んでいる中、マッシュが口を開いた。
マ｢
僕も12歳くらいの時、そういう設定考えてた。｣
ラ｢………そうか。｣
『(皆深く考えてることをやめてる…)』
その時マッシュの持つ
マ｢眉ピアスで1枚、でっかいサソリで2枚貰ったから
銀5枚でついに
おぉ………。｣
？｢ダッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ！
光で顔が…！！｣
マッシュは赤髪の少年に
？｢ヒャァッ！！
目がァァァァァ！！！｣
マ｢てか寮とか分かれてたんだ。｣
ラ｢いや分かれてただろ普通に…｣
フ｢一応寮分けは入学してすぐにあったけど。｣
マ｢……あー、そういえば。｣
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教｢次、マッシュ・バーンデッド。｣
マ｢はい。｣
マッシュがユニコーンの角に触れると、
ユニコーンにはシュークリームに埋もれるマッシュが見えた。
さらに、力の加減を間違えたマッシュによって
ユニコーンの角はミシィと音を立てていた。
ユ｢(こわっ…。てかシュークリームのことばっかじゃん…。
なんじゃこいつは…。シュークリーム以外になんかないの？
ねぇ…何考えてるのマジで…なにその顔…。)｣
何百年も寮の選別を任されてきたユニコーンは
流石に答えを出さないのはまずいと思い、
もう一度マッシュを読み取ることにした。
しかし、もう一度見ても変わることは無かった。
ユニコーンは少し黙り込んだ後、
饒舌にシュークリームの作り方を喋り始めた。
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(中途半端ですが次に行きます。)
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作者名：あかり | 作成日時：2024年2月6日 7時
