美少女は染谷勇次郎の彼女！【番外編】

No.41 一難去ってまた一難？ ページ42

Aside



勇「A」

あ「っ勇次郎…」



ポンっ


少し震える肩に手が置かれた



ひ「大丈夫だよ」

あ「うん…」



勇「ちょっと、いい？」

あ「わかっ、た」



2人で人気のない海岸沿いを歩く





勇「俺さ、Aに拒絶されたんだって思って勝手に傷ついてたんだよ」

あ「ちがっ、拒絶なんて…」



上手く言葉が出てこなくて、不意に足が止まる



勇「分かってる、Aにはトラウマがあるんだもんな」

あ「っ…」

勇「ごめん、A」

あ「ぅうっ…ゆ、じろぉ…！ごめ、ごめんね…！」

勇「迂闊だった、ちゃんと考えればわかるのにな…焦ってたのかも」

あ「んーん…私も、勇次郎と、翔斗くんを重ねて…最低だ」

勇「最低なんかじゃない、古川の話を聞いた後なのにAに命令できるってなったら…」



勇次郎は辛そうな顔をする



ギュッ



あ「…どっちもどっちだね、2人とも辛いなら少しでも分け合おう？」

勇「っ、ハグするとストレスが3分の1軽減されるんだって」

あ「ふふっ、私と勇次郎なら半分は軽減されるね」

勇「かな…うん、軽くなったかも」

あ「それに、さ…勇次郎も健全な男子高校生だったってことだよ」←

勇「その話ね、愛蔵ともしたんだ涼海としたくならないのって」

あ「ははっアイドルがする会話じゃないね笑」



抱き合う2人に心地いい潮風が吹く



炎天下のはずなのにどこか心は涼しかった



勇「命令さ、変えてもいい？」

あ「？いいよ…？」


名残惜しそうに離れて目を合わせる




勇「俺から離れないで、ずっと一緒にいて？」

あ「！！そんなの、命令しなくてもそのつもりだよっ！」




勇「まぁAが他の男のところ行ったらその男に未来はないと思った方がいいね」←

あ「怖っ、てか私がその男をたぶらかしてたら？確実に私が悪い場合」

勇「んー、Aを監 禁して四肢を拘束念の為首輪もつけて…あと「も、もういい！」そう？」



前から思ってたけど、ナチュラルサイコパスだこの人…！あとヤンデレ




勇「みんなのとこ、戻ろうか」

あ「ていうか亀さんどこ行ったの？」

亀「ずっと近くにいたけど？」←

勇、あ「「うわっ！」」

亀「ね、今日の写真さストーリー性あってすごいいいから使ってもいい？」

あ「え"泣き顔ないならいいですよ」

亀「涙目は？」

勇「あ、それは俺が許可しますこの可愛さを全世界に広めたい」

あ「ちょっと勇次郎っ！」







？「見つけた、俺だけの─





待っててね♪」

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