美少女は染谷勇次郎の彼女！【番外編】

No.19 知らない ページ19

あ「負けました」ﾍﾟｺｰｯ

聖「いや勝負じゃないでしょ？
それにAが選んでくれた服すごく可愛いし！」

あ「おやめください聖奈様…
私は途中で考えることをやめた身です」←

聖「ちょっと勝手にキャラ確立しない！
…ね、似合ってる？」


そう言って聖那はクルンと
ひとまわりした


あ「うん、聖奈はなんでも似合うね
私の思った通りの絵になったよ」

聖「Aも似合ってる！
やっぱり私の親友は違うね！」

あ「そういえば今年のオフはいつから？」

聖「それが今日おやすみ
取っちゃったから当分は…ね笑」

あ「私もだよ、芸能界ってどうして
こうもブラックなんだろうか…」

聖「ねー？まぁお仕事楽しいから
いいんだけどっ笑」



私と全く同じこと言ってる
親友ともなれば思考も一致してくるね((



あ「また聖奈と一緒に
お仕事したいな〜」

聖「ほんとそれ！どんな仕事でも
いいからAとやりたい！」



あ、今更だけど試着した服は
全部ご購入しました♪



聖「あ、うちの事務所とさ
LIP×LIPの事務所合併するの聞いた？」

あ「うん！ついでに私のマネさんが
LIP×LIPのマネージャーを
兼任することになったんだ」

聖「えっ、マネさん仕事増えるね…」

あ「本人は私とLIP×LIPを
セットにすれば問題ないって笑」

聖「さすが、この業界に
長いこといるだけあるよね」

あ「すごいよね〜」



と、2人の中でマネさんへの
好感度が上がっていた←



聖「今日さLIP×LIPの
アルバムのフラゲ日だよね」

あ「そうなの！
勇次郎の家に後で取りに行くんだ！」

聖「いいなぁ〜、去年の1年間で
一気に仲良くなったよねあの二人」

あ「え、ちょっとその話詳しく！」

聖「私何回かLIP×LIPと
共演させてもらってるんだけどね？」


私がアメリカに行ってる間に
聖奈と共演しやがってコノヤロー！←



聖「楽屋へ挨拶に行った時に勇次郎くんの肩に頭乗せて愛蔵くんが寝てたの」

あ「…そう」

聖「他にも仲良さそうに帰ってたり
言い合いしてる時も楽しそうだったよ」



なんか、よくわかんないけど…
私の知らない勇次郎が、LIP×LIPがいて
心がチクチクした




あ「じゃあね聖奈、
次会う時はお仕事でかな？」

聖「ホントだよ！
2人で社長にねだろ！笑」




さて、あんまり気乗りしなく
なっちゃったけど勇次郎の家行きますか






ピンポーン


勇「あいてるよ」


ガチャッ


あ「…お邪魔します」

勇「いらっしゃ…A？」

あ「え？」

勇「なんで泣いてんの？」

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