美少女は染谷勇次郎の彼女！4

勇「第145話だってさ」 ページ10

勇次郎side


ピーンポーン



A…いないのか？


仕事…は当分ないはずだから、居留守？




ガチャガチャっ



勇「ちっ、開かねぇ」



どっかいってんのか？
Limeはきっと無視されるだろうし




まぁ、今度ラジオもあるしその時に謝るか








…この時の俺の考えが後に響くことになるなんて─









Aside


「Aちゃんサインちょうだい！」

「握手してー！」

「シングル楽しみにしてるー！」



やばいなぁ、このままだと
お店にも迷惑かかっちゃう…


あ「ひより、先お店出てて」ﾎﾞｿｯ

ひ「え？あ、うん」


あ「みんな私のツミート見て、来てくれたの？」

「「うん！そうだよー！」」

あ「ホント！？嬉しいー！」ﾆｺｯ

「「キャァァア！」」



今の会話の中でキャーっていう要素あった？←



あ「でもね、今日はプライベートだからサインとか握手したら─」


「ドSキャラやってー！」←



なんでドSキャラ！？でも、それいいかも！



あ「…さっさと失せろよ？クズどもが」


「「…」」


え、待って！？炎上しちゃう？
初めてやったんだけど！？ごめんなさァァァ！←



「「かっこいいー！」」

あ「…へ？」

「Aちゃんカッコいいー！」

「もう一回やってー！」

あ「え？あ、はい」←


あ「私、言ったよな？サインとか握手したらさっさと去れって…
はよ並べや、手間かかせんな」

「「は、はぁい…//」」



あ、やばいこれ私のファンが危ない方向に行ってる←




そのあとはふつーにサインと握手して
何事も無かったかのように去りました！



…ほんとに普通だからね！？←




あ「ごめん！ひよりー！待たせちゃって！」

ひ「全然！Aってやっぱすごいんやねー」

あ「そんなことないよ//」

ひ「うち…Aの親友として釣り合ってない気がする、
そのうち殺されるかも？！」←

あ「こら、馬鹿なこと考えない！」ﾍﾞｼｯ

ひ「いっ、なにするん！」

あ「親友に釣り合う、釣り合わない
なんてないんだから！ね！？」

ひ「うぅ、Aいい子すぎる…好き」

あ「ひよりもいい子でしょ、私も好きだよ」



なにこの浮気…あ、でも私は今
曖昧だから愛蔵と私で修羅場かぁ笑


あ「わー、ひよりちゃん浮気だぁ」(棒)

ひ「んなっ！う、浮気じゃないよ！
それだったらAだって…！」

あ「私は今曖昧だからいいんだよ〜！」

ひ「それでも、彼氏でしょ」

あ「っ」






突然真剣になったひよりの言葉は
私の心に深く刺さった

あ「何話だと思う？第146話だよ！」→←愛「第144話だぜ」

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