美少女は染谷勇次郎の彼女！4

あ「だっい、142話っ！」 ページ7

勇「っ、別に俺はお前なんかいなくても平気だよ！」

あ「っ！！あぁ、そう分かった…もういいよ」




バタンッ




なんで、言ってくれないの…？
私はこんなにも離れたくないのに…




勇ママ「Aちゃん！ちょうどよかった、今お昼ご飯できて…」

あ「ごめん勇次郎ママ、帰るね…」

勇ママ「あらそうなの…？何かあった？」

あ「ううん、大丈夫お邪魔しました」





inA’s house



レ「ニャー」

あ「っ、レオ…ただいま」

レ「ニャーオ」ｽﾘｽﾘ

あ「ふふ、くすぐったいよ…」

レ「ニャァ」

あ「ねぇ、レオ私
振られちゃったのかな…？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



私はその場に崩れ落ちた



レ「ニャァン」

あ「いやだ、やだよっ…
私、ｸﾞｽｯ勇次郎と別れたくないっ」

レ「ニャーニャ、ニャニャ」

あ「レオ…ごめんね、こんな見苦しい姿見せて」

レ「ニャッ！」


そうだ、振られたなら
そのまま突っ切ってしまえばいい



あ「レオ、アメリカに行こう」





いつまでもウジウジしてたって始まらない
勇次郎を見返してやるんだ



レ「ニャ？」

あ「…って、レオわかってないでしょ笑」

レ「ニャー？」ﾆﾝﾏﾘ←

あ「ん〜、少し長いお散歩に行こうってこと」

レ「ニャー！」


お、伝わったかな？



あ「よし、そしたら色んな人に報告だ！」



まずは春兄に言わないとっ！


あ：春兄、私アメリカ行くよ

春：ホントか！？

あ：うん、いつから行けばいいの？

春：夏休みが終わったらすぐ、
だから始業式には出れない形になるけど大丈夫か？

あ：大丈夫、じゃあ夏休みが終わる一週間前には
手続き終わらせないとダメだね

春：あぁ、頼んだ

あ：うん



よし、次は…ひよりかな



でも、ひよりには自分の口で知らせたいから…



あ：ひより、明日空いてる？

ひ：空いとるよー！

あ：良かった！最近できたカフェ行かない？

ひ：カフェ！？行くー！

あ：じゃあ、明日駅前に10時ね！

ひ：はーい！



あとは…マネさんかな



あ：マネさん、私アメリカ行くことにした

マ：あら、案外早い決断ね

あ：うん、勇次郎を見返してやるんだ

マ：何があったかは知らないけど、わかったわ

あ：私から社長に言わないとだめ？

マ：ううん、私から本人の意向って言っておくわ

あ：本当？ありがとー！

マ：いえいえ、でも一つだけ

あ：なーに？

マ：自分の気持ちには、正直にね

あ：…肝に銘じておくよ





さ、明日から忙しくなるぞー！

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