美少女は染谷勇次郎の彼女！2【染谷勇次郎】

あ「第48話です！」ひ「ご、ゴリラ？」 ページ4

最初はインストラクターさんがコントロールしてくれてるよー




あ「いつから漕いだらいいんですか？」

イ「ここのカーブを曲がったら私が合図するのでそこからです！」


おぉ！もう少しだぁ！


勇「A、場所変わって」

あ「え？なんで？」

勇「女が左側に二人だと力の差が出るだろ」

あ「えぇー大丈夫だよ、ね？ひより？」

ひ「でも、バランス的にもそうしたほうがいいと思うよ？」

あ「うぅ〜分かった」


ボートの上であんまり動きたくないんだけどなぁ


勇「じゃあ、A1回俺の上座って？」

あ「な、なんで！？」

勇「二人とも同時に動いたら危ないでしょ？」

あ「そ、そうだけど…」


イ「もう少しです！場所変わるなら急いでね！」


えぇー！！急げって言われても…


勇「あぁもう、遅い」ﾋｮｲ

あ「うぇえ！？」


勇次郎は私を自分の膝に乗せた


勇「これで俺が横にずれれば…」ｽｯ


ﾊﾞﾌｯ


あ「いてっ」

勇「あ、ごめん持ち上げるの忘れてた」←



まぁ、なんとか席は変わることが出来た



イ「はいっ！ここからは皆さんに漕いでもらいます！」

A「「はい！」」

イ「右に曲がりたい時は─」

・
・
・

イ「それじゃあ、大まかな説明は終わりましたので
皆さんで力を合わせて頑張ってください！」


なんか、大変そうだな笑


イ「右に曲がります！」

ｻﾞｻﾞｧ!

あ「ひゃーキツいっ！」


めっちゃ力いるんですけど！？


イ「次は左です！」


え、勇次郎なんで真顔でやってんの！？



もう少しキツそうな顔しろよ！←


イ「はい、みなさんここは水が浅い所なので泳げますよー！」


あ「マジすか！ひゃっほう！」ﾎﾞﾁｬｰﾝｯ!

勇「ちょっ、A！水かかっただろ！」


真っ先に水に飛び込んだ私は呑気にこういった


あ「チョー気持ちいいっ！」←

あ「ひよりもおいでよ！」

ひ「うちは泳げないからいーよ！」

あ「そっか、残念…」


ッ！？


あ「わぷっ！やば、いっ！ゆうじろっ助け…！」


石につっかかった同時にバランスを崩して溺れた



ヤバいっ！息がっ…


あーもう死ぬのかなぁ笑


勇次郎に溺れないって言ったのに笑



呑気にしすぎ？分かってるよ笑



だって、私の王子様は必ず助けに来てくれるから─




勇「Aっ！」




ほらね？来てくれた…

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