6 ページ22
増田side
ホテルの部屋に帰りとりあえず荷物を片付けなくてはと思い広げたは良いもののクラクラして整理は捗りもしない
手越は気づけばいなくなっていて俺置いていかれたんだ…
ベッドに入ってただ1人苦しさに耐えていた
「まっすー…」
俺を呼ぶ声が聞こえててっきりシゲかと思ってた
でもその声の主が一生口を聞いてもらえないと思ってた手越でしかもそれが俺を心配してくれている
ただただ謝り続けてると
「もう怒ってないよ」そう言われ安心から今まで張り詰めていた何かがプツリと切れて眠ってしまった
それからどのくらい時間が経ったのだろう
苦しくて生理的な涙が止まらない
「まっすー？！どうしたの？」
心配してくれる手越にも苦しいとしか伝えられないしもうわけがわからない
手越は誰かに電話していてその後、俺の手を握ったり背中をさすったりして慰めてくれる
もうそこからの記憶はない
目を開けると
シ「あ、まっすー？」
慶「まっすー起きた！心配したよぉ」
「ここ…」
シ「病院だよ、熱すごかったんだよ。手越がずっと看病してくれてたんだ」
手越が…そうだ手越がずっと居てくれたんだ
でも今はいない…やっぱ俺
シ「そんな顔しなくても大丈夫だよ。あいつならもう帰ってくるから」
手「ただいま〜、まっすー！」
いつもの元気な手越が少し申し訳なさそうにおれに近づいてきた
「手越…ありがとね。ごめんなさい…」
手「何を謝るのさ。おれの方こそごめんね、ゲームのこと。俺最近忙しくてさ自分にあんまり余裕がなかった。だからちょっとのことでイライラしてまっすーに当たっちゃった。子供みたいだよね、忙しいのは俺だけじゃなかったのに」
そうやって今にも泣き出しそうな顔をするから胸が痛くなった
「ううん、俺の不注意だよ。忙しくてイライラするのは誰にでもあるよ、おれがそれに輪をかけるようなことしたから」
手「ずっと具合悪かったんでしょ、不注意なんかじゃないよ。衣装だって徹夜したって聞いてたし…それに、『あぁー！！もうわかったよ！』
シゲと小山が俺と手越を見兼ねて止めに入った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らいち(プロフ) - 久しぶりの投稿めっちゃくちゃ嬉しいです！！ (4月25日 14時) (
レス) @page46 id: dfb80c44ae (このIDを非表示/違反報告)
カイン - 続きが見たいです！はるさんの書くお話大好きです！ (2022年1月11日 1時) (レス) id: cbb88e5d38 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ゆーさん» 返信遅くなりましたm(_ _)m大好きだなんて…嬉しすぎますありがとうございます(*pωq*) (2020年4月29日 11時) (レス) id: 3d38f7586b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ことりさん» ご希望通りできるかわかりませんが読んでいただきありがとうございます！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 75b4bd8036 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - あかねさん» あかねさんのお言葉嬉しすぎて更新始めました！ありがとうございます^ ^ (2020年4月24日 10時) (レス) id: 75b4bd8036 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる | 作成日時：2019年5月24日 1時
