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増田side
スタッフさんに呼ばれて移動することになった
移動するのに邪魔だし着いたらすぐインタビュー始まるみたいだからマネージャーに薬と水だけ後で持ってきてもらうようにこっそりお願いしておいた
エレベーターに移動して小山が驚いていたから覗き込むと側面がガラス張りになって外がよく見えるエレベーター
いやこれ無理だわ
本当に高所が苦手な俺は絶対に無理とみんなに言って階段で行こうとした
今の俺が階段なんて無理なことなんてわかってたのにでも本当にそれくらいこのエレベーターは無理だった
5分くらいエレベーターの前で駄々をこねてたんだけどそろそろ撮影も始まるだろうし小山も頑張るって言ってるのに俺だけってわけにはいかないよね
渋々、乗って外を見ないようにしていた
徐々に上に上がっていくエレベーターに冷や汗が背中を伝う
手「まっすー！偉いね！すごいすごいもうすぐ着くよ！今15階、終わる終わる」
そうやって手越が声をかけてくれててシゲも背中に手を回してさすってくれてる
18階と19階の間に差し掛かった時
ｶﾞﾀﾝｯ
大きな揺れと共に電気が消えるエレベーター
幸いなことにガラスだから明るいんだけどさ…
手「えっ…これってさ止まった？」
慶「嘘でしょ？」
シ「まじかよ？！ちょっとボタン押せ手越」
手「全然つかないよ！電気消えてるから無理なんじゃ…まっすー…大丈夫？！」
何があったのかと思って目を開けたらそこから見える風景は最悪だった
一回見ちゃったものは頭から離れなくて
涙が出てきた
慶「まっすー泣かないで」
「やっぱり階段で行けばよかった…ﾊｧﾊｧ」
手「ごめんねまっすー…」
シ「よりによってこんなところで」
俺は立っていられなくて蹲ってたらシゲがとなりに座ってくれた
手越と小山は何とか外に連絡しようとしてくれて
なんか泣いたら本格的に具合が悪くなってきて
「ｺﾞﾎｯ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…ﾋｭｰ」
やばい発作だ
急に気管が狭くなってくる感覚に襲われた
シ「まっすー？どうした？」
「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯﾋｭｰﾋｭｰ」
慶「過呼吸？」
シ「いや違う、まっすー、まさか…」
手「喘息？」
「ｺﾞﾎｯ…ﾊｧﾊｧ…ﾋｭｰｺﾞﾎｯ」
シ「まっすー喘息持ってる？」
喋れなくてシゲの問にゆっくり頷いた
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らいち(プロフ) - 久しぶりの投稿めっちゃくちゃ嬉しいです！！ (4月25日 14時) (
レス) @page46 id: dfb80c44ae (このIDを非表示/違反報告)
カイン - 続きが見たいです！はるさんの書くお話大好きです！ (2022年1月11日 1時) (レス) id: cbb88e5d38 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ゆーさん» 返信遅くなりましたm(_ _)m大好きだなんて…嬉しすぎますありがとうございます(*pωq*) (2020年4月29日 11時) (レス) id: 3d38f7586b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ことりさん» ご希望通りできるかわかりませんが読んでいただきありがとうございます！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 75b4bd8036 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - あかねさん» あかねさんのお言葉嬉しすぎて更新始めました！ありがとうございます^ ^ (2020年4月24日 10時) (レス) id: 75b4bd8036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2019年5月24日 1時
