赤髪ヤンキーと孤独な仮面。

1000hit 記念小説。03 ページ24

｢一から教えてあげないと。｣






｢っ、この、変態！｣


｢その変態に頼まれて、いうことを素直に聞いて女装してるハルちゃんも十分変態だと思うよ？｣




顔が熱い。
何でこんなことに。



｢まじで似合ってるよ。かわいい｣


かわいい、そういうとキヨの手は下に降りていって、ぐいっと俺の片脚を持ち上げた。


｢ハルって、足綺麗だよね。興奮する。女の子みたい。｣

そして、俺の脚に唇を寄せ、キスをしながら上に上がっていく。

｢っ、やめろ、って、んっ、｣

なんでこんな恋人みたいな甘ったるいことしてんだ。

俺がどうもできず、足掻いている間にもどんどん上に上がってくる。

太ももにたどり着くと、俺の足を開かせた。

せめてもの抵抗で、片脚を曲げ太ももをくっつけるようにして
キヨが上に来るのを防いだ。


｢っ、そんなんされると余計燃えるわ。｣

｢まじ、頭、っおかしいだろ、｣

そういうと、こいつはにこーっと効果音がつきそうなくらいの爽やかな笑顔をすると、
俺のスカートを捲った。


｢っ、おい、｣

｢ここは男物の下着なんだー。まあ、いいや｣


そういうと、太ももに顔を近づけてくると、ちくっとした痛みがはしった。


｢っなに、？｣

｢んーん、なんでもー｣

キヨは機嫌が良くなったのか、手のリボンをほどいていった。

｢お腹減ったしー、ご飯でも食べよか、｣



｢っ食べれるかよ！｣


そういうとハルはキヨの脛を蹴り飛ばすと、着替えを持ってドスドスと足音を鳴らしながら洗面所に入っていった。




この後ハルは1週間キヨと口を聞かなかった。





· · ·

らしい。








========



ありがちな感じになってしまって申し訳ないです。

まだこの小説を書き始めて少ししか経ってないのにこんなにたくさんの人に読んでもらえて嬉しいです。

また、もうそろそろ18タグとか諸々つけないとやばいので、もう一つ、それ専用の小説で
分けようと思っています。
なので、本編はこっちで更新して、番外編などはそちらで分けようと思っています。

まだ予定なので、書いたらURL貼り付けます。
18歳以上、男同士の絡みが大丈夫な方だけ、読んでもらえると嬉しいです。


これからもよろしくお願いします。






1000hit記念 ひよりさん提供『もしハルが女装をしたら。』

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