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エレベーターでオフィスのある階まで登っている。というか彼女持ち好きになるとか、私はなんていうことを…。なんて後悔していると


須「さえちゃーん、何突っ立てんの!こっちこっち!」


あなたには分かるまい。現在失恋した女の子の心!恋して2日で失恋ってどういうことよ。神様。あなたも意地悪過ぎますよ。心の中で神様に訴えかけていると次は


山「ここ!ついた!」


と元気よく扉を指さす山本さん。あぁ、着いてしまった。初対面の人達にこれから多く会うのにメンタルがどん底。失恋メンタルで行けるのだろうか。いや行くしかないんだ。私よ。そんな決意を固める私を他所に2人は扉を開けて おはようございます〜 とか言ってる。だから私を置いていくのは違うでしょ?おふたりさん?慌てて着いてく私。すると須貝さんから自己紹介されていた。



須「 はい、注目!!ふくらさんと伊沢には話してたんだけど俺の推薦枠で連れてきた可愛い俺の後輩ちゃんです!」


と言われたので扉から顔を少しだし


『えーと、佐伯Aです、教養学部1年です…』


何をいえばいいかわからず不安に押し潰されそうになっていると


須「彼女はね、文章書くのが好きなんだって!ほら、記事とかさ書いて貰えたらって思ってたわけよ。どうよ!」


なんて私がここに呼ばれた理由まで話してくれた。やっぱ彼はできる人だ。好きになってはいけないのにまた好きになってしまった。困った人だ。すると眼鏡をかけた背の高い人が


ふ「君がAちゃんね、須貝さんから話は聞いてました。福良拳って言います。みんなからはふくらさんって呼ばれてるからそんな感じで呼んでくれたら嬉しいかな」


この人がふくらさん、山本さんに引き続き優しそうな人だ。背が私よりも高くてすらっとしている。


伊「あー、ふくらさんに先越されちゃった。ここの1番は一応俺なんですけど。まぁいいか。伊沢拓司です。これまた須貝さんから話は聞いてました。まぁリラックスしてね」


と笑ってくれた彼。この人がこのQuizKnockの1番上の人。これまた人が良さそうで気さくな人だ。すると次々と自己紹介が始まった。


こ「あ、えーと渡辺航平です。みんなからはこうちゃんって呼ばれてるんでこうちゃんって呼んでください!!」


河「河村です。佐伯さんのような人材を欲していたのでとても助かります。」



もう1人今はいないけどいるらしい。にしてもここの人達は本当にみんないい人で、初対面なのに何故か心地良かった

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作者名:ひびあ | 作成日時:2020年7月17日 19時

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