【QK】オタクの君に恋して何が悪い！ (ページ21)

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赤いアネモネページ21

今日は須貝さんと買い物です！もうテンションが上がりまくっています。デートですよ！！(違います)
既に須貝さんの服は購入してきました。私の勧めた服を本当に買ってくれるもんだからもう幸せ過ぎて嬉しすぎてもう全部似合ってるし、かっこよすぎて…という余韻に浸っていると

「決めたかい？次行くお店」

とお店から出てきた須貝さんに聞かれたので

『決めました！！ここで！』

「よ～し、んじゃいきますか！」

と店に向かう。

『ついた！ありがとうございます！！』

「いえいえ～、んじゃ入りましょうかね」

と中に入るともうそこは天国。私の好きな服ばかり。テンションがまたまた上がってしまう。一人で心舞っていると

「さえちゃんこれ似合いそうだし好きそう～」

と水色と青色の服を出してくれた。正直めちゃくちゃタイプ。そして確信をした。須貝さんはセンスの塊だと。好きじゃん！と脳内で言った後

『うわ！めちゃくちゃ好きです！』

「やっぱり？なんか好きそうだな～って思ったのよね」

と私の好みをズバリ当て嬉しそうな須貝さん。すると須貝さんはこれとかどう？あ、これも似合いそうと沢山勧めてくれた。結局勧めてもらった服を4着買いました。買いすぎたけど何より須貝さんが私の為に見つけて選んでくれたのが何よりも幸せで嬉しかった。

『めちゃくちゃ満足です！今！ありがとうございます！』

「いいのよ～、満足したみたいで良かったよ」

「あ、そうだ。ちょっとアクセサリー見ていい？店はもう決めたからさ」

『あ、はい！いいですよ！』

アクセサリーが見たいだなんてかっこいい…。ネックレスなんて付けちゃったらもうカッコ良すぎるだろうし、色気がやばいのでは…なんて思ってるとお店についたのか建物中に入る須貝さん。中に入るとやたらカップルが多い。でも須貝さんはそんなのお構いなしなのかアクセサリーを見ている。そんな姿もかっこいい…と見惚れていると

「何かお探しですか？あ、カップルさんですか？」

なんて店員さんに言われてしまい違います！と言いたいのになんか言えなくてあたふたしていると

「まあそんな感じですね」

なんて答える須貝さん。いやいやそんな感じでもないし微塵もそんな感じじゃないですよね？！なんて言える訳ないし、そんな否定してるけど正直めちゃくちゃ嬉しかったのも事実だった。そして少しでもこの真っ赤な顔を見られたくなくて周りを見渡すと一つとても気になるものを見つけた。