【QK】オタクの君に恋して何が悪い！ (ページ17)

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白椿ページ17

今日はパスポートを作りに行くのをついでに買い物をしにきました。こうちゃんと山本さんと！楽しみ！

山「Aちゃーん！ごめんね、待たせちゃった？」

『全然待ってないよ！！！今日はありがと！』

今日は最近仲良し3人組で旅行に行く用意を買いに来ました。まずはパスポートを作りに向かい作りに行きます。

『パスポートちょっと緊張する！』

こ「分かる！少しの間使うものだからちょっと緊張しちゃうよね」

『ちょっと化粧確認してこよ…』

無事パスポートの写真を取り終え申請し、お昼。お店は山本さんとこうちゃんがよくお店みたいで、結構雰囲気がいい感じ。何を食べようかメニュー見る私。すると山本さんからこんな質問をされた。

山「Aちゃんってさ、今須貝さんとどんな感じ？」

こうちゃんには話してなかったから何言ってんの山本さん？！って反応をしたら

こ「あ、俺知ってるよ～。というかバレバレだよね。Aちゃんが須貝さん好きなの」

『え？！嘘！』

山「本当！Aちゃんと須貝さんがいない間その話で持ちきりだもん」

『なにそれ？！恥ずかしい…』

こ「まあ俺たちみんな応援してるからさ！頑張って！オタクだけど頑張れ！」

と2人に背中を押されもっと頑張ろうと決意した時、注文した食事が来てみんなで美味しい！なんて言いながら次どこ行こうかと話をしているとこうちゃんがお手洗いに行き山本さんと2人きりに。

山「ねえねえ、Aちゃん」

『なんですか？』

山「なんでこうちゃんはこうちゃんなのに僕は山本 " さん " なの？」

『なんで…確かになんででしょう」

山「あと、敬語も！僕敬語嫌なんだけど！」

『ええ、ごめんなさ…ごめんね！』

山「なら今日から敬語とさん付け禁止ね」

『なんて呼べばいいの？』

敬語を急に抜けと言われてすぐに抜ける程私は出来てないのでめちゃくちゃ考えながらゆっくり話していると少し恥ずかしそうに

山「祥彰くん…とか？｣

と言うんです。可愛いかよ。天使がいます。そんなことを考えていたら少し笑ってしまう。

山｢あ、いや！嫌ならおかしいとか思ったらいいんだけど！！｣

なんて必死に弁解してくる彼はやはり可愛い。

『嫌ともおかしいとも思ってないよ、祥彰くん！』

そう言えばまた恥ずかしそうに顔を赤くして、こっちが恥ずかしいかも。なんて俯きながら言う彼は恥ずかしそうにするもどこか嬉しそうにしていて満足している私でした。