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-----翌朝-----
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
「んっ……ふぁ〜…」
昨日は目まぐるしい1日だった。
突然キスされたり、
それがバレて突き止められたり。
できることならばこのまま二度寝したい。
なんてできたら既にしてるんだけど。
-----数時間後-----
貴「おはようございます。」
上「おはよう、いつにも増して眠そうだな。」
貴「昨日飲みすぎちゃったんです……」
っていう嘘の理由は朝の電車で考え済み。
多「え？昨日そんな飲んでなかっただろ。」
貴「うるさいなぁ〜、もう良いでしょ？」
多田はいつも人を見てないようでしっかりと見ているから、こーゆう時は迷惑でしかない。
上「本当に大丈夫か？」
貴「はい、今日は1日デスク作業なんで！」
上「それが……」
多「さっき煎じから電話きてさ、どうしてもAに来て欲しいんだってさ。」
貴「え、なんで私……」
多「なんか女目線の意見がどうとか……まぁとりあえずよろしくな？」
貴「上村さん……どうにかして頂けませんか……」
いつもは言われた仕事はキッチリこなす主義だ。
だけど昨日の今日じゃ流石に無理だ。
上「ごめん、これだけは無理な話で……他の仕事ならなんとかするんだけど……」
貴「……わかりました、行きます。」
-----駅前-----
貴「お待たせしました」
二「今来たとこ、じゃ、こっち。」
と、手を引っ張る煎じさん。
貴「ちょっと、ダメです。」
二「じゃあ、振りほどいたらいいのに、できないってことはそーゆーことでしょ？」
……と言われたら私も何も出来ない。
せめてもの足掻きで振りほどくも、含み笑いをしてから前を向いて、歩いて行ってしまった。
あの長い脚の歩幅に追いつくために必死で歩く。
吹き抜ける秋風に少し肌寒く感じる。
この風が全て吹き飛ばしてくれないかな……
なんて柄にもない事を考えるまでには、私も考えるのに必死で仕方なかったのかもしれない。
二「ねぇ、聞いてる？」
貴「あ、すいません、考え事をしてて……。」
二「これで最後だから、今度写真集が出るでしょ？それで街中で撮影するんだけど、せっかくならファンの子が喜んでくれるような感じにしたくてさ。」
貴「はい。」
二「だから、Aは今日だけ俺の彼女。」
貴「かの……え！？」
二「彼女目線で好きな表情とか仕草とか全部メモって欲しいの。」
なんか、振り回さてる感。
二「ってことで、行こっか、A。」
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ねおん(プロフ) - のえるさん» ありがとうございます、コメント頂き再開させて頂きました、また突然止まるかもしれませんが……なるべく続けれるように努力します、コメントありがとうございました！ (2018年1月17日 23時) (
レス) id: bf40a7b8dc (このIDを非表示/違反報告)
のえる - 更新待ってます！！！続きめちゃめちゃ気になります…！ (2018年1月16日 18時) (レス) id: 843f00b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねおん | 作成日時：2017年10月23日 18時
