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ついに歩みまで止めてしまった私達。
フ「言えない…こと？」
貴「できるならば……あまり他言したくないです。」
フ「俺の事、信用できない？」
貴「してますよ！……信用とかじゃなくて、広まって欲しくないって意味もありますけど、自分で言うには恥ずかしくて。」
信用してなかったらマネージャーなんてできない。
その思いからつい声が大きくなってしまった。
フ「じゃあ、当たってたら頷いて？……キスされたとかじゃないかな。」
貴「……。」
少し考えてから……
無言で首を縦に振る私。
フ「やっぱり、ぷんちゃんは酔ってたからさ、気づかなかったけど、割と最初から音聞こえてたんだよね……笑笑」
貴「え、うそ！！」
フ「うん、でもなんかカマかけたくなってさ、『声聞こえない？』なんてあの場で言ってみたの。」
貴「そう…だったんですね。」
恥ずかしい。
ただただその一言だった。
いつもは赤くなんてならないけど、顔も熱いから、赤いんじゃないかと気が気でない。
フ「顔赤い、俺みたい。」
貴「フォーゲルさんといるから、赤面症移っちゃったんですかね……。」
フ「なんか酷くねー？笑笑」
貴「ふふっ…笑笑」
フ「よし、その笑顔。」
貴「え？」
フ「別にさ、誰にも言わないよ？？だからそんな深刻な顔しないで！」
そんな深刻な顔……。
フ「世界が終わった……みたいな顔してたからさ、言ってみたけど俺もびっくりしたの笑笑」
貴「私、そんな顔してました？」
フ「うん、なかなか見れない顔だった！」
なんてクシャって笑うフォーゲルさん。
フ「なんか立ち止まっちゃってごめんね、Aちゃんの家どっちだっけ？」
貴「えーあ、こっちです！」
フ「おっけー！」
残り100m程の道は和気あいあいと話せた。
1度エントランスに入り、話す私達。
貴「家の前まで送っていただいて……ほんとすいません！」
フ「そんな気にしないで？これ、あげる！好きなの選んで良いよ！」
袋の中を開けるフォーゲルさん。
なんかこんなキャラクターありそうだな〜。
フ「あ、できればシュークリーム以外で……。」
貴「じゃあ、シュークリームいただきますね！！」
フ「えぇ、俺これ目当てだったのに〜」
貴「嘘です、じゃあこれ頂いて良いですか？」
フ「うん！！」
この笑顔。
緑推しさんの気持ちがとてもわかった。
貴「じゃあ、ありがとうございました！」
フ「うん、またね〜」
貴「お気を付けて！」
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ねおん(プロフ) - のえるさん» ありがとうございます、コメント頂き再開させて頂きました、また突然止まるかもしれませんが……なるべく続けれるように努力します、コメントありがとうございました！ (2018年1月17日 23時) (
レス) id: bf40a7b8dc (このIDを非表示/違反報告)
のえる - 更新待ってます！！！続きめちゃめちゃ気になります…！ (2018年1月16日 18時) (レス) id: 843f00b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねおん | 作成日時：2017年10月23日 18時
