いたから ページ6
貴方side
成長…したなぁ
私はものすごいスピードで進む2人を見た
私がいなくても全然平気…なのかな？
てか狙われてたの出久なんだね…
じゃあ尚更守らなきゃ行けないのに…
あの子は私を守ろうとしてる
私の残りわずかの命を
｢君はもう…立派なヒーローだよ……｣
喜びと同時に哀しみを感じた
皆がどんどん成長してヒーローに近ずいて来ている
なのに…
私は成長してない
止まってばっか
今だって燈矢の事が頭から離れない
助けたい人が
やりたい事が
いっぱいだなぁ
私は止めていた足をゆっくりと動かし前に進んだ
さっきちょっとだけ聞こえたけど、きっとクラストさんはもう亡くなった
この戦いで何人もの命が落ちるのかもしれない
それは絶対に嫌だ
だったら！！
止まるな！
進みなさい！！！
もうあの時みたいに後悔したくないの！
ホークスと目良さんがいたからあの時乗り越えれた
エンデヴァーがいたから人の優しさを知った
A組がいたから愛を忘れなかった
ジーニストがいたから前に進めた
先生がいたから目標を作れた
家族がいたから生きてこられた
燈矢が
貴方がいたから私は私であれた
皆がいるから私はヒーローになれる
出久君
私はもうずっと頼りっぱなしだった
だから！
今度は私が君たちのヒーローに
私はゆっくり動いていた足を無理やり動かし走った
多くの人を救うために
燈矢との幸せな未来の為に
そう
ここは
私が最高のヒーローになる
ヒーローアカデミアだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんた | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ms7716/
作成日時：2021年11月5日 22時
