幸せは貴方から 6【荼毘】 (ページ43)

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貴方side

看護師さんにもう一度管を付けられた

ホークス「歩ける？」

「馬鹿にしてる？」

ホークス「心配してる」

あそといい私は立ち上がった

ホークス「……生きててくれてありがとう…」

…

「もう短いけどね……ねぇ啓悟」

ホークス「…ん？」

「私、最後にやりたい事があるの…」

すると啓悟は少し悲しい顔をして頷いた

ホークス「分かってるよ…長い付き合いだもん…Aがやりたい事ぐらい分かるよ」

そういい私の手を握った

ホークス「エンデヴァーさんの所に行くけど…行く？」

…

正直言って、会いずらい…

でも…

進まなきゃ

前に行かなきゃ…

「うん、行く」

その時だった

貴斗「A！！啓悟！！」

！

「お父さん！？」

って…

「その怪我どうしたの！？」

貴斗「そんな事はどうでもいいんだ！」

そういい私の肩を掴んだ

きっと燈矢の事を言いたいのだろう

言いたい事は分かる…

「お父さん…大丈夫だよ…」

ホークス「…………良かったら貴斗さんもエンデヴァーさんの所行きます？」

ジーニスト「それが1番いい案だろう」

そう2人が言うとお父さんはコクッと頷いた

心配かけてごめんね

でも…大丈夫だから