山下くんと女優ちゃん

撮影 ページ9

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あれから撮影はとっても順調で、元々のコードブルーのメンバーの皆さんにもとてもよくしてもらってる


戸田「Ｐに変なことされてなーい？」

「え？」

山下「やめろよ〜」

比嘉「え！山さん変なことって何したんですか！」

山下「何もしてないって〜やめてくれー」


戸田さん初め先輩の方たちはとっても優しくて

コードブルーの絆ってすごいんだなって

その中に入らせてもらって、本当に幸せだなって

充実感で溢れた現場だ



浅利「今日２人ももう終わり？」

山下「ドラマ撮影はね。でもこれから２人で雑誌撮影。」

「今からロケ撮3本あるんです…」


浅利「まじかーコードブルー会したかったんだけどな〜打ち上げまで２人は無理そうだな」

「え！呼んでもらえるんですか！？行きたいです」

浅利「もちろん！もうAちゃんもコードブルーメンバーだから！」

噂のコードブルー会に私も呼んでもらえるなんて夢みたい

山下「今日は無理だな〜、、」

「うー残念です」



赤崎「山下さん、Aロケバスで先待ってて」



──ロケバス

通路を挟み隣同士に座って、

山下「今日さ──」


山下さんが話し始めた瞬間タイミング悪く私の携帯が鳴り響く

山下「出ていーよ」

「すみません」


と言って通話ボタンを押す


＿かっずんどしたの？

亀梨＿おつかれ〜今日仕事もう終わったんだけど、ご飯行く？

＿あーまだ仕事なんだよね…しかも今から雑誌3本

亀梨＿あーまじか、なんの撮影？

＿あ！山下さんと一緒なんだよ！


と言うと、山下さんが小声で誰？と聞いてきて

亀梨さんですと答えると

亀！？と少し驚いていた


亀梨＿山Ｐか。なら安心〜また誘うわ

＿ごめんね、また誘って


と電話を切ると


山下「亀と友達？」

「口うるさいお兄って感じなんです」

山下「いーな。かっずんって呼んでるんだ」

「あーなんか亀以外にあだ名付けろってうるさくて」

山下「へー。俺なんてまだ山下さんとか呼ばれるから亀にジェラシー」


なんてとってもわざとらしく落ち込んで

その姿がかなり可愛い


「ともくん、落ち込まないでー」


冗談っぽく頬っぺたを人差し指でツンツンとすれば

山下「、、惚れちゃうよ？」


と指を掴まれて、視線がぶつかる


「っ……冗談やめてください」


私の手を離してフワッと笑えば


山下「今日撮影終わったら飲み行こっか」

その瞳に心が奪われ、明日も朝から撮影なのに

なんて事まで考えられず

「は、い」

と答える自分がいた

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