その58 ページ8
＜医局＞
「藍沢せーんせっ！」
今日の当直は私と緋山先生と藤川先生。
横峯先生と当直代わる約束してたけど、2日連続はキツイからまた今度にした
休憩時間になり仮眠室に向かおうとしたけど、藍沢先生が医局に入る姿が見えて後を追ってきた
藍沢「おつかれ。」
藍沢先生の隣に座る
藍沢「山田は休憩か」
「休憩なんだけど藍沢先生が見えて追いかけてきた」
藍沢「ちゃんと睡眠取れ。」
仮眠室へ行けと付け加えられる。
「今日藍沢先生とあんまり一緒にいれなかったから…ダメ？」
遠慮気味に首を傾げ藍沢先生の目を見る
藍沢「お前な…ここ職場だぞ。もう少し危機感をもってくれ」
「今更？」
少し笑ってそういうと少し呆れ顔の藍沢先生。
藍沢「今更も何もまだ俺たちは仕事中だろ。」
いじわる。と言って藍沢先生のほっぺたをツンツンと触れば
呆れ顔の藍沢先生の顔が少し緩んだのを私は見逃さない
キーボードを打つその手を掴み阻止して
「ちょっとだけ…ダメかな…？」
と彼の手を私の頬に触れさせる。
藍沢「昨日も、…2人で過ごしただろ。最近お前を優先しすぎて仕事が溜まってる」
触れさせたその手を拒否することはないけど
今日の藍沢先生はあまり乗り気じゃないらしい、
仕事 と言われると、遠慮して引いてしまい藍沢先生の手を掴んだ自分の右手を離してしまう
「…ごめんなさい」
藍沢「意外と物分かりいいんだな」
馬鹿にしたような笑みを見せ私の頬を両手で包み込んだ
藍沢先生ってこんな顔もするんだ…と胸が高鳴り私の何が働く
「5分だけ、藍沢先生の時間ちょーだい？」
藍沢「藍沢先生じゃないだろ…」
低い声を出した藍沢先生の顔が私の顔に近づき止まる
「こ、…さく」
と呼ぶと
藍沢「よく出来た。」
「んっ…はぁ」
息継ぎをするとまたいつもの様に私の唇を優しく喰べる
藍沢先生に求められるこの時間が 私の不安も吹き飛ばし 安心させてくれる。
"ガチャ"
緋山「………え」
扉の音がして私達は慌てて口を離す
「あーっと仮眠室いってきます」
慌ててその場を逃げた
もう少し危機感持ちます。ごめんなさいと心で土下座する。
───────────
緋山「明日のランチ奢ってね」
藍沢「…あぁ」
緋山「じゃ藍沢がフェローとイチャイチャした事は忘れてあげる」
藍沢「おい」
緋山「大丈夫何も見てない」
緋山は俺の弱みを握って幸せなのか、ニヤニヤした顔でデスクワークを始めた
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kokuma(プロフ) - 沙奈さん» 移行先にて書いています。 (2017年11月19日 10時) (
レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 沙奈さん» 遅くなりすみません。リクエスト作品出来ました。彼女に甘い藍沢先生 です。本編の中に入れたかったのですが、中々入れられなくて短編で書いています。思った以上に上手く書けなかったので…またいつか彼女に甘々な先生を書きたいと思ってます(/ _ ; ) (2017年11月19日 10時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 唯那さん» 遅くなって申し訳ありません。浴衣のお話出来ました^^移行先で書いているのでお時間あればまた見にきてください(^^) (2017年11月16日 22時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - あいさん» いつもいつもコメントありがとうございます^^励みになりますm(__)m (2017年11月12日 9時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - かわいすぎ (2017年11月12日 8時) (レス) id: 6208755813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年10月14日 0時
