その53 ページ3
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備品の確認だけして上がろうと思ってたら
藍沢先生からの着信…
名取先生の 衝撃告白 から藍沢先生と話すのは初めてで少し緊張したけど、
電話の向こうの藍沢先生はなんかちょっといつもと違ってて あ…これトロント言われるタイミング？ なんて
なんとも複雑な気持ちになってたら
勢いよくドアが開き藍沢先生が入ってきて
いつも通り振る舞えー私！
なんて思ってたら、ストレッチャーに押し倒されて、深く深くキスされてる
「んんっ……ちょ！あ、あ、あ、いざわ、せんせっ」
今、仕事中ね？ 藍沢先生 の時間じゃないの？？
でも今私の上に跨りキスを始め手を器用に動かし私の服を乱そうとする彼は 耕作 で、私の彼氏だ。
「どうしたの？…んっ、ま、まって…藍沢先生！」
藍沢「…名取と何してた？」
藍沢先生はきっと今ものすごく不機嫌なのだろう。
その表情と、その声の低さが物語ってる…
「ん…っ、、な、とり先生？…なんで？」
藍沢「また、名取とキスしたのか」
私の上に跨ってた藍沢先生は体を起こし、私の足元の僅かな隙間に座った
私は乱れたスクラブを整えて、バレッタを外し、髪をかき上げながら隣に座る
「そんなことするわけない。私がキスしたいって思う相手は耕作だけだよ」
藍沢「…なぜ泣いてた」
少し切なそうな藍沢先生の顔は初めて見る
「泣いてないよ」
こういう時 素直になれる女 が羨ましいと心底思う
藍沢「…そうか、、悪かったな」
「…なんで謝るの」
藍沢「いや…俺は頼りないか…」
切ない顔をした藍沢先生はストレッチャーを降り私の前を去ろうとして
咄嗟に彼のスクラブの裾を掴む
「藍沢先生こそ…なにも言ってくれないの？」
藍沢「…」
「トロント行くんでしょ？」
藍沢「誰に聞いた」
私に背を向けていた藍沢先生がこちらを向いた
「名取先生」
藍沢「…俺を推薦すると言われた。だがまだ返事してない、、だからお前にも話さなかった」
「…そう、だよね、、フェローに相談するなんて出来ないよね、、……でも少し悲しい」
藍沢「……お前もそう思ったなら、名取に頼らず直接言ってくれたら
「言えるわけないじゃん。重たい女って思われたくない、嫌われたくないもん」
分かってよ…
と言うと すまない と言いストレッチャーに座った私を抱きしめてくれた
「私もごめんね…見たんだよね…？医局で」
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kokuma(プロフ) - 沙奈さん» 移行先にて書いています。 (2017年11月19日 10時) (
レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 沙奈さん» 遅くなりすみません。リクエスト作品出来ました。彼女に甘い藍沢先生 です。本編の中に入れたかったのですが、中々入れられなくて短編で書いています。思った以上に上手く書けなかったので…またいつか彼女に甘々な先生を書きたいと思ってます(/ _ ; ) (2017年11月19日 10時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 唯那さん» 遅くなって申し訳ありません。浴衣のお話出来ました^^移行先で書いているのでお時間あればまた見にきてください(^^) (2017年11月16日 22時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - あいさん» いつもいつもコメントありがとうございます^^励みになりますm(__)m (2017年11月12日 9時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - かわいすぎ (2017年11月12日 8時) (レス) id: 6208755813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年10月14日 0時
