コード・ブルー 〜アネモネ ２〜 完結

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白「A先生ヘリポート行け……あ、ごめん。藍沢先生の見送りだったね

患者一名、別の病院に搬送でき…」

「手伝うよ」

緋「や！大丈夫。あんたは藍沢見送ってきな」



「私、救命の医者だから」



耕作を見ると、 行け と言ってくれた


橘「ヘリポートへは俺が行く…ただ急患もいれて一気に４人はきつい…すまない、、Aヘリが戻るまで２人で過ごすといい…医局なら空いてるぞ〜」


気を使っていただき、最後の時を過ごすため医局へ向かう


「あ、ごめん。先着替えていい？」


いつものスクラブに急いで着替えて医局までの道のりを走る


ヘリが戻るまであと5分


＜医局＞


「ごめん！おまたせ！！」

藍「大丈夫だ。」

耕作に手招きされてソファーに座る耕作の隣に座った


藍「A」

「んー？……え、なに？」


彼の顔を見れば、いつも以上に真剣な顔をして

ちょっと身構える


藍「本当は空港で言うつもりだったが……俺がトロントから帰ってきたら…俺と結婚してくれるか…？」


え！ このタイミング！？

どうしよう…予想してなさすぎて、固まる


藍「なぜ泣くんだ」


「え？…あ、本当だ…」


私の意思とは関係なしに涙が頬を伝ってた


藍「…返事は？」

「あああ、はい！はい！…私でいいの？」

藍「お前がいいんだ。」


さっきとは違う、幸せを確かめ合う様に抱きしめあい、キスをした

医局なのに、職場なのに、と冷静になりながらも
少し体を離し手を絡めあいながらまたキスをする


藍「もう、時間だな…」


「そうだね」

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