その38 ページ38
ICU
「灰谷先生おはよ。」
灰谷「おはよ」
「…大丈夫？」
踏切事故で助かったおばあさんと奥さんをずっと見てる灰谷先生に話しかける
亡くなった大島さんの奥さんに 先生助けてよ、 懇願されて
灰谷先生は最後まで諦める事なく心マを続けた
…でも、助けることは出来なかった
助けられなかったと、ずっと自分を責めてる。
「灰谷先生、…医者は神様じゃないんだよ？」
灰谷「うん、分かってる。でも、助けたかった。あの日２人は誓いを立てて家族になるはずだったんだ」
ピピピピ
広田「血圧220です！先生お願いします。」
「220！？瞳孔不同がある。藍沢先生呼んで！」
灰谷「頭部CTもオーダーして！」
藍沢「もう少しSMCそっちに引いてくれ。」
藍沢先生と灰谷先生が緊急措置に入り私もサポートする
藍沢「新海どうした？山田連絡とれたのか？」
「はい。すぐ向かうと」
新海「内頸動脈解離だって？」
藍沢「ああ。血行動脈の再建が必要になる」
新海「出血が多すぎる…可能性といっても10%もないぞ」
藍沢「出来ることは全てしてやりたい たとえ可能性が低くても」
そう言った藍沢先生はとても優しい顔をしていて
不謹慎にも 素敵だな と思った。
新海「分かった。オペ室急ごう」
───────────────────
藍沢先生と新海先生の絶妙なコンビネーションでオペは無事に終了した。
今は装具を取ってこいと藍沢先生に頼まれて、横峯先生と探しにきた
横峯「えーっとなんだったけ？」
「オルソーシスだよ。こっちかな？」
横峯「やっぱこっちじゃない？…わ！」
「あった？わっ…灰谷先生」
灰谷先生が座り込んで、泣いてたんじゃないかと思うくらいの表情でいた
横峯先生になんか言ってよと視線を送る
横峯「え、えー山田先生はなんで医者めざしたの？」
「え？あ、あーえっと、父がガンになっちゃって、治療費稼げるし、治せるし一石二鳥じゃん！って思って…でも医者なる前に死んじゃったけど」
横峯「あ、え、なんかごめん。」
「いや、大丈夫。」
と笑ってみせると
横峯「山田先生も、私も医者になったのって自分の為じゃん？」
「ま、そうだね？横峯先生なんてドラマに影響されたんでしょ？」
横峯「いいじゃん。でも、灰谷先生だけなんだよ。人のために医者になったのは。灰谷先生は誰かを助けたいって思って医者になった」
「確かにね、、私が患者だったら灰谷先生みたいな先生に診てもらいたいって思うな」
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kokuma(プロフ) - まなみさん» 続編決定しました！！移行したのでぜひこれからもよろしくお願いします(^_^) (2017年10月14日 0時) (
レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - pooh1992さん» ありがとうございます^^移行したので続編も応援いただけると幸いです(*^^*) (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - ゆあちさん» 続編移行したのでまたお時間がある時読みに来てください^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 真奈美さん» リクエストありがとうございます。続編に移行したので、そちらで、書きたいと思います^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 続編めっちゃ希望です！！めちゃめちゃニヤニヤしながら読んで楽しませて頂いてます^^これからも読んでいきたいです！ (2017年10月13日 22時) (レス) id: 26db465831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年9月23日 11時
