その34 ページ34
あれから扉の外に座り込んで5分ほど経ったのかな
どうしよ…と考えてると
藍沢先生が出て来た
「はやっ」
藍沢「風呂は速い方だ。…そこでなにしてる。早く寝ろ」
「藍沢先生、、私が合コン行ったから呆れてる…？」
ペタリと足を床につけて座ってる私の前に髪が少し濡れた藍沢先生がしゃがんだ
その姿に また 鼓動が速くなる
藍沢「別に。」
「…そ、うですよね、、」
藍沢「…髪乾かせ」
とリビングまで連れて行かれて、ドライヤーを渡される
のかと思ったら 後ろ向け と言われ
大きなその手で私の髪の毛を優しく 乾かしてくれた
…なに急に、、、
「どうしよ…藍沢先生、好き」
その声はドライヤーの音でかき消されてる
藍沢「これで、いいか？」
まだ完全に乾いてないけど、藍沢先生が乾かしてくれたその少し湿った私の髪さえも愛おしいと感じる
「ありがとうございます。」
藍沢「じゃ、もう寝ろ。」
藍沢先生はソファーで横になって
山田はあっち と寝室を指した
「藍沢先生以外の人と一緒に寝たいなんて思わない」
そう言って横になってる藍沢先生の手を握ると
握り返される
藍沢「……なにもしないからな」
と寝室へ引かれ、手を離し電気を消して、２人で横になる
藍沢先生は私とは逆の方向を向いて寝始めた
「藍沢、先生…こっちきて」
素直に私の方を向いてくれて、無意識なのかなんなのか、腕枕をしてくれて、藍沢先生が履いてるハーフパンツから出た足と私の足がからまり合い、
先生の首筋に顔をうずめる
「せんせ？」
藍沢「ん？」
藍沢先生は少し眠たそうな声で答えてくれる
「…あいざわ、せんせ、」
藍沢「なんだ？」
「すき。」
腕枕をしてない方の手で私の顔をそっと上げると
藍沢「…俺も。」
と小さく掠れた声で言って 甘い 甘い 口付け をされた
え、今、 ──────俺も
と言った？
「あ、あ、あいざわ、せんせい、今、いま
藍沢「うるさい。寝るぞ。お前のせいで３時間しか寝れない」
「あ、あぁごめんなさい。寝ます。おやすみなさい」
藍沢「おやすみ」
私を抱き枕かなにかと勘違いしてるかのようにギューと抱きしめて寝息が聞こえてきた
暗すぎて、藍沢先生の表情が見えなかった
でも、確かに言ったよね？
──好き
俺も───
と。
酔いが覚めちゃった………
寝れない、寝れない
ねれ……な、…い
.
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kokuma(プロフ) - まなみさん» 続編決定しました！！移行したのでぜひこれからもよろしくお願いします(^_^) (2017年10月14日 0時) (
レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - pooh1992さん» ありがとうございます^^移行したので続編も応援いただけると幸いです(*^^*) (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - ゆあちさん» 続編移行したのでまたお時間がある時読みに来てください^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 真奈美さん» リクエストありがとうございます。続編に移行したので、そちらで、書きたいと思います^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 続編めっちゃ希望です！！めちゃめちゃニヤニヤしながら読んで楽しませて頂いてます^^これからも読んでいきたいです！ (2017年10月13日 22時) (レス) id: 26db465831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年9月23日 11時
