その3 ページ3
.
緋山「今日のヘリ担当誰だっけ?」
藤川「藍沢と山田」
緋山「あー…なんか起こりそう」
藤川「山田なんでか藍沢のことお気に入りだもんなー藍沢の冷たさしらないのかね〜俺だったら手取り足取り優しーく教えてやんのに」
そう!今日は実際ヘリに乗るのは2回目だけど、初ミッション!
し か も 愛しの藍沢先生と一緒。
ヘリ乗る前に藍沢先生に ファーストミッションか… なんて厄介そうに見られたから
「私!他の同期たちより出来ますから!」なんて見栄を張ってしまった事を少し後悔してるけど
現場では上手くやれた方だと自己採点する。
藍沢「…そんなに見られると気持ち悪い」
機内では隣に藍沢先生、向かいに冴島さん。
横に座ってる藍沢先生の横顔もなんてステキなんだろうと思ってたら無意識にずっと見つめていたみたい
「あ!…すいません。つい、見とれちゃって」
なんて苦笑いしながら前を向きなおすと
冴島さんにはすごく呆れた顔をされた
__________
冴島「宮本望海さん、17歳。呼吸循環共に安定しています。」
処置が始まった。
同期たちは唖然としてその光景を見ているが、私はなにかしないとと思いながらも
シニアドクターたちの素早い処置に圧倒されウロウロしてるだけでなにもできない…
藍沢「山田。さっきまで私やれますから!なんて余裕こいてたのは嘘か。」
白石「なんでそんな言い方するかな。誰だって最初は緊張するでしょ」
藍沢「誰か神経ブロックしてくれ」
「はい!私、坐骨神経ブロックします」
なんて右手をハイっと挙げて処置を始める。
__________
宮本さんの処置も終わり同期たちでお昼ご飯を食べる。
横峯「お疲れ様。ファーストミッションどうだった?」
「おつかれ。やっぱ圧倒されるね…でも私頑張って早く一人前の医者になって名医になるんだ〜」
名取「熱いねー。」
「名取先生は早く一人前の医者なりたくないの?」
名取「別に。皆が皆名医にならなくてもいいでしょ」
「ふーん。私が患者だったら名取先生には診てもらいたくないな」
名取「は?」
灰谷「ちょ、ちょっと!ケンカは、やめよ?」
「名取先生やる気無いなら辞めたら?」
ムカつく。なんのためにここに来てフライトドクターのフェローになったの。
横峯「山田先生、ちょっと言い過ぎじゃない?」
なんて横峯先生が言ってるのを無視してサンドイッチを口に思っ切りほりこんで、食堂を後にする。
2201人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kokuma(プロフ) - まなみさん» 続編決定しました!!移行したのでぜひこれからもよろしくお願いします(^_^) (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - pooh1992さん» ありがとうございます^^移行したので続編も応援いただけると幸いです(*^^*) (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - ゆあちさん» 続編移行したのでまたお時間がある時読みに来てください^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 真奈美さん» リクエストありがとうございます。続編に移行したので、そちらで、書きたいと思います^^ (2017年10月14日 0時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 続編めっちゃ希望です!!めちゃめちゃニヤニヤしながら読んで楽しませて頂いてます^^これからも読んでいきたいです! (2017年10月13日 22時) (レス) id: 26db465831 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kokuma | 作成日時:2017年9月23日 11時