藍沢先生に一目惚れしたフェローちゃん

その19 ページ19

少し動揺を見せた藍沢先生は目を逸らして

藍沢「なぜ俺に構う」

「藍沢先生が 好き だからです」

と答えれば 藍沢先生の目が泳ぐのが分かった


藍沢「からかうな」

「からかってません。」

PCを見てた先生のイスがクルッと私の方を向き、向かい合う

藍沢「合コン行くんだろ」


「聞いてたんですか…合コン行ってほしい？…」

挑発的な目を向けると無表情だった藍沢先生が少しムッとし
同時に 藍沢先生 が私に吸い込まれるかのように、クイっと私の顎を持ち上げ顔が近づく

…またキスの寸止め

昨日の夜とは少し違う

藍沢先生の挑発的な顔

もっとほしくなる…


本当は藍沢先生が私をからかってるんじゃないかと
不安になる


藍沢「…俺はただの指導医だ」

また来た時のようにPC作業に戻った


「合コン…行かないです。だからキスして」

私はまだ藍沢先生の方を向いたままで、藍沢先生の半袖のスクラブの袖をチョンと掴み、少し伏し目がちに言うと


藍沢「だめだ」

「なんで…？」


藍沢先生は少し無言になった後小さな声で 止まらなくなる と言った

その色っぽく官能的な表情で…私を刺激してくる

今度は私が藍沢先生のイスをクルッと私の方へ向ける


「藍沢先生でいっぱいにして…？」


私も、止まらなくなってる…

藍沢先生も 何かが弾けたように…

私を持ち上げ自分のデスクの上に私を座らせると

少し背の高い藍沢先生が屈みながら私に


吸い付くように キスの雨 を降らせ

「ん、っぁ…」


後頭部に回ったその手は器用にまるでいつもやっているかのように、私のバレッタを外した


「藍沢先生…慣れてるの…？」


藍沢「どう思う？」



私が藍沢先生を振り回してると思ってたのに

逆転 してる

ムッとした顔を見せると また私の体が宙に浮き

デスク前にあるソファに優しく寝かされ、藍沢先生が覆い被さってきて

さっきより少し激しく求められる


「んっ…く、るし…」

藍沢「っ…ん」


同時に私のスクラブの中に 藍沢先生のゴツゴツとした手 が滑り込んでくる

ちょうどお腹の更に上にその手が動こうとした時


白石「藍沢先生どこ行ったんだろう」

緋山「どっかでサボってんじゃないの〜」


と言う声が扉の近くで聞こえて、２人して少し慌てて衣服を整え、藍沢先生は自分のデスクに戻ろうと立ち上がる


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