# 夢 ページ47
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『 っ、はっ！！』
ハニオッパがいなくなる夢を見た。
私の目の前から消えていっちゃった･･･
目が覚めたら、涙が零れてて。
喉もカラカラだったから、とりあえずリビングへ向かった。
リビングには人影が。
その姿は、私が今1番会いたかった人だった。
『 … ハニオッパ？』
JH「 あ、A。起こした？」
もしかしたら、これも夢の途中なのかもしれない。
これは、現実なの？
どっちか分からなくて怖くなる。
JH「 ……？どした？体調悪いか？」
『 っ、ちが、… 違う、の、』
私の反応に疑問を感じたのか、私に歩み寄ってくれるオッパだけど。
このまま、スーーっと消えちゃったらどうしようって思って。
オッパが、1歩近寄る度に私は1歩下がる。
JH「 なんで、逃げんだよ笑」
『 やだ、っ、オッパ、消えちゃ、嫌、！』
溜まってた涙が一気に溢れ出す。
私が下がりすぎたのか背中が壁についた。オッパを見ると、目を見開いていて。
JH「 ちょ、A？？」
『 やだ、っ！！行かないで、… どこにもっ、！』
JH「 ……… A。」
『 ダメっ、… ハニオッパ、近付いたら消える、じゃん、！』
私の言葉を無視して、再び近付くオッパ。
涙は止まらないし、上手く話せないから必死で首を横に振るのに …
腕をグイッと引っ張られて、オッパの腕の中に収まる。
JH「 A？俺は、ここにいる。大丈夫。」
『 っ、消え、ない？いなくならないっ、？』
JH「 誰が、こんなに大切な子置いて消えるんだよ。」
『 だって、オッパ、何も言わずに、スーって。追いかけてもっ、声掛けても、
振り向いてくれなかった、っ、いっぱい名前呼んだのに、！」
JH「 ふっ、夢の中の俺最低だな。俺がそんな事する訳ないじゃん？」
オッパが身体を離そうとするから、ギューッとしがみつく。
そんな私に、" どした？Aちゃん？笑 " って子ども扱い。
いつもなら、ココで私は拗ねるんだけど今はそんな事どうでもいい。
『 今日、ずっと隣にいてもいい？』
JH「 なにそれ、めちゃくちゃ可愛いじゃん。離れたくないの？」
『 … うん。オッパにうざかられても今日は離れないもん。』
JH「 ふーん。毎日、でもいいけど？笑」
『 それは嫌だ。』
夢で良かった。
オッパがいない日々なんて考えられないよ。
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ゆーち(プロフ) - まむすけさん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年8月1日 12時) (
レス) id: 1f8c53728d (このIDを非表示/違反報告)
まむすけ - 初めましてですいません。こちらの作品から前作も読ませて頂きました！更新頑張ってください応援してます！ (2021年7月28日 15時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーち | 作成日時：2021年7月24日 0時
