# 睡魔には勝てない ページ24
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早速、宿舎に持ち帰って、ウジオッパからもらった紙と睨めっこ。
とりあえず、直訳をしてその後、リズムに合うように歌詞を変更するけど。
私の語彙力の乏しさ･･･
『 くぅ〜〜。国語の授業をもっと真面目に･･･ 』
アップテンポな曲だから、オッパ達が歌いやすいように
歌詞の言いやすさとかも考えながら。
『 いや、これは私でも言いにくいからダメだな。』
改めて歌詞にするってこんなに難しいんだね･･･
ただ訳すだけならまだしも、リズムが合うようにしないといけないから。
『 うーたんや。君は本当にすごい人だね。』
SEVENTEENの全ての歌詞を書いて作曲までして。
オッパの負担が少しでも減るといいなぁ。
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3時間後
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『 やばい、無理。･･･終わんねぇー！！！！』
無理なんだが。
まだ、1サビなんだけど。･･･え？？笑笑
時計を見ると、0時半。
『 あ、お風呂入らなきゃ。』
とりあえず、作業を中断してお風呂に入った。
シャワーで済ませたけど、ドライヤーをする時間がもったいなくて。
『 髪の毛よ。今日だけは自然乾燥で許してくれ。』
乾かさずに部屋に戻り、再び、紙と睨めっこ。
でも、眠すぎて頭が働かない。
『 ･･･ちょっとだけ、寝よ。』
私は、机に突っ伏して仮眠をとることにした。
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── 「 ･･･ A？A、起きて。」
肩をトントンされながら、誰かに呼ばれた気がする。
目を開いて、身体を起こすとハニオッパがいた。
「 とりあえず、ドライヤーするよ。おいで。」
寝ぼけ眼の私の腕を引いて、ベッドに座らせると、ドライヤーをかけ始めた。
程よい温風と、オッパの優しい手つきにまた睡魔が襲ってくる。
「 A、終わったよ。」
『 ん、ありがと、オッパ。』
あ、作業しなきゃ。
そう思って、立ち上がろうとしたのに阻止された。
「 だめ。寝なさい。」
『 ･･･ 嫌だ。』
「 あー。オッパの言う事聞けないの？悪い子だね。」
『 だって。終わんないもん。』
「 今だって瞼閉じてんじゃん。やっても意味ないから。」
そのまま、ベッドに寝かされ布団をかけられる。
終いには、トントンまでされて。
･･･結局、眠気には勝てなかった。
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ゆーち(プロフ) - まむすけさん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年8月1日 12時) (
レス) id: 1f8c53728d (このIDを非表示/違反報告)
まむすけ - 初めましてですいません。こちらの作品から前作も読ませて頂きました！更新頑張ってください応援してます！ (2021年7月28日 15時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーち | 作成日時：2021年7月24日 0時
