# お前に任せた ページ23
▽▼
『 これ、もしかして日本のデビュー曲？』
「 あぁ。」
『 へぇー！日本語の歌詞どんな風になるんだろ。』
「 お前に頼みたい。」
『 ･･･え？』
「 俺とヒョンで考えた歌詞を、Aに訳してもらいたい。」
『 私が？』
「 俺は、お前の事信頼してる。だから、協力してほしい。」
『 〜〜！！はい！！ぜひ！！』
「 うわっ、ちょ、離れろ。」
こんな大役を頼まれるとは思わなくて。嬉しすぎてオッパに飛びつく。
まぁ、秒で剥がされたけど笑笑
『 ウジオッパ、私頑張るね？』
「 あぁ、頼んだぞ。」
『 じゃ、早速訳してきます！！』
「 あ、待て、デモあるからリズムに合うように考えて。」
『 はい！！期限はいつですか！！』
「 明後日。」
『 あ、明後日！？早すぎない！？』
「 頑張るんじゃなかったのか？」
ニヤニヤしながら私を見てるウジオッパ。
何その顔！！めっちゃ、ムカつくんですけど！！
『 はいはい、分かったよ！！鬼PDのうーたん！！』
「 ･･･ あ？」
『 ん？ じゃ、バイバイ！私部屋にこもるから！』
握り拳を構えているのが見えたので、
いち早く、この場から立ち去ることにしました。
▽▼ WZ side ▼▽
作業室から立ち去るA。
「 少し休むか。」
社長に呼び出された時、
日本語訳を書いてくれる人を雇う、と言われたが、俺は断固拒否した。
もし、日本語の曲を出すなら、訳はAに頼もうと前から思っていたし、
Aなら、俺が歌詞に込めた思いも汲み取ってくれると思った。
そして、何より、Aを信頼してる。
そんな俺の思いを、社長にぶつけたら二つ返事で受け入れてくれた。
「 アイツ、徹夜でやるだろうな。」
俺は、スマホを取りだして電話をかけた。
JH「 ん？どうした？」
「 あ、ヒョン。
今日、A徹夜するかもしれないから、ちゃんと寝たか見てほしい。」
JH「 なんか、仕事頼んだの？」
「 日本デビュー曲の訳。」
JH「 あー。それは徹夜だな笑」
「 だから、よろしく。」
JH「 分かった。お前も今日は帰って来いよ？」
「 分かってる。じゃ。」
･･･さて、作業に戻るか。もう少ししたら、帰ろ。
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ゆーち(プロフ) - まむすけさん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年8月1日 12時) (
レス) id: 1f8c53728d (このIDを非表示/違反報告)
まむすけ - 初めましてですいません。こちらの作品から前作も読ませて頂きました！更新頑張ってください応援してます！ (2021年7月28日 15時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーち | 作成日時：2021年7月24日 0時
