# 耐えられない雰囲気 ページ22
▽▼
『 ウジオッパー･･･って、あれ笑』
相変わらず真っ暗な部屋。
その中に、ソファーに丸まって寝ているウジオッパがいた。
私は、ソファーの前に座り、寝顔を堪能する。
･･･
全然、寝てないんだろうな。
『 ･･･うわ、私より肌柔らかい。』
普段、頬っぺ触らせてくれないから。
女子顔負けだね、ほんと。
頬っぺをムニってしたり、クルクル撫で回してみたり。
永遠と触れるんだけど･･･
「 触りすぎ、」
『 ･･･わっ、あ、』
急に声が聞こえたかと思えば、頬っぺに触れてた方の腕を掴まれた。
そのまま、グイッと引っ張られて顔が近くなる。
『 オ、オッパ、』
「 俺は、お前の肌の方が柔らかいと思うけど？」
『 いつから起きてたの。』
「 さぁ？いつからだろうな？」
オッパは、掴んでた方の腕を
ゆーっくりと恋人繋ぎに変えるから、なんか
空いてる方の手は、私の頬を撫でる。
サラサラな髪の隙間から見える目が、私を離してくれない。
「 ･･･ふっ、可愛い。」
『 っ、･･･ あ！そうだ！ご飯持ってきたの！！』
無理矢理、雰囲気を変えようとする私。
はぁ、とオッパの溜め息が聞こえたけど気にしない。
だって、ドキドキして心臓がおかしくなりそうだもん。
「 昨日から何も食べてねぇわ。」
『 そうだと思った。』
オッパは、作業するとなるとご飯の時間さえ惜しむから
こうやって私が持ってくることもしばしば。
リュックの中から、ご飯を出して机に並べる。
「 肉、じゃが？だっけ？これ、めっちゃ好き。」
『 ふふ、ありがと。いっぱい食べてね。』
「 いただきます。」
それから、30分間、黙々と食べ続けたオッパ。
よっぽど、お腹空いてたんだろうな笑笑
持ってった2合半のご飯も全て完食してくれました ✧*
「 ごちそうさま。美味かった、ありがとな。」
『 いいえー！美味しそうに食べてくれて嬉しかった！』
オッパは、立ち上がりパソコンの方へと向かう。
そして、紙？を取り、私に差し出した。
「 はい、これ。」
── CALL CALL CALL！──
という、タイトルで文字がずらーっと書き連ねてあった。
もしかして、歌詞？
▽▼
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ゆーち(プロフ) - まむすけさん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年8月1日 12時) (
レス) id: 1f8c53728d (このIDを非表示/違反報告)
まむすけ - 初めましてですいません。こちらの作品から前作も読ませて頂きました！更新頑張ってください応援してます！ (2021年7月28日 15時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーち | 作成日時：2021年7月24日 0時
