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─── 放課後。
教卓に先生、その前の机に私とスニョンの2人。
JH「 はぁ … お前さぁ。」
『 はい、何でしょう。』
お前、と言うのは勿論私に向けられている。
スニョンは今回が初めての補習だからね。
顔だけ見れば綺麗な人なのに、
あからさまな態度を取られるから本当嫌な奴(仮にも先生)。
JH「 何度目だよ。お前だけのために行われる補習は。」
『 今回はスニョンもいるじゃん。』
JH「コイツは別。
次のテストも赤点だったら、来年の夏休みの課題お前だけ2倍だからな。」
『 はっ!?』
いやいや。何を言ってらっしゃるの。
今まで赤点しかとった事ない私に、それは無理難題よ。
私の最後の夏休みサヨナラ …
JH「 終わった、みたいな顔すんなよ。」
『 やっぱ、先生って堕天、』
JH「 あ?なんつった?」
『 あははー。何でもないですー。』
「 先生って容赦ないよね。だから、彼女いないんだよー。」
JH「 … Aに全部バラすぞ。」
「 やっぱ顔が良いから近寄り難いんですかね!?」
『 え?私?何かあるの?』
何で急に私の名前が出てくるの?笑
スニョンも焦ってるし。
そんなに、私に知られたら困ることなの?
JH「 秘密ー。」
『 …… むかつく。』
俺は全て知ってます、みたいな顔しないで。
JH「 そんなに知りたい?」
『 だって、気になるもん。』
JH「 どうしよっかなぁー?」
スニョンの方をチラチラ見ながら言う先生。
JH「 次のテストでAが満点だったら教えてあげる。」
『 はい、諦めますね。』
「 え、諦めんの?」
『 私、満点なんか不可能だし。逆に知られてもいいの?』
「 いや、それは、困る …。」
先生、わざと不可能な条件出してきたんだよ。
私が満点取るの無理なの分かってるもん。
理由は知らないけどさ、守ってくれたんじゃない?
JH「 はい、始めるぞー。」
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ゆーち(プロフ) - かほさん» 返信が遅くなってすみません…。ありがとうございます!幼馴染スニョン私も妄想が沢山膨らみます♥これからも楽しみにして頂けたらと思います! (2022年3月7日 21時) (レス) @page11 id: 4131454b0a (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 面白いです、幼馴染スニョン最高です…✨ (2022年2月10日 23時) (レス) @page10 id: 512e1b61a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーち | 作成日時:2021年5月23日 19時