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何だかんだで、パスタ屋に到着した。
スニョンは、たらこスパゲッティでミンギュはボロネーゼ。
『 ね!見て!美味しそうだね!』
さっきの嫌悪な雰囲気なんか忘れて、
目の前にあるカルボナーラがキラキラして見える。
急に大きい声を出してしまったから、何か恥ずかしくなった。
「 ふふっ、だな。」
MG「 なにその笑顔。可愛すぎ。」
ミンギュが私にスマホを向けてて、まぁ、いっかと思ったけど …
次のミンギュの一言に黙ってはいられなかった。
MG「 はい、ストーリー行きでーす。」
『 はっ!?載せたの!?』
MG「 だって、可愛いんだもん。」
いやいや、せめて載せる前に言ってくれない?
フォローしてる身ではあるけど、あなたフォロワー数エグいからね。
800人超えてるんだよ?
見ず知らずの人に私の顔を晒さないでおくれ ……
スニョンは、ミンギュのスマホをチラッと見る。
「 しかも、何で俺の彼女っぽく載せてんだよ馬鹿。」
『 はぁ?』
MG「 いいじゃん、ヌナ彼氏いないんだし。」
グサッ。地味に突き刺さる言葉だな。蹴飛ばすよ?
もう、何でもいいわ。
友達に何か言われても、お願いだから巻き込まないでね。
まぁ、こんな空気だったのは今だけで
普通に楽しくご飯食べれたから、結果オーライにしてあげる。
MG「 ホシヒョン!ご馳走様です!ニコ」
「 俺、何も言ってねえけど。」
MG「 やっぱ、ヒョン優しいですね。ありがとうございます!ニコ」
「 はぁ … お前は。」
結局、私とミンギュの分も奢ってくれた。
あれほど、奢らないって言ってた癖にね。ミンギュの愛嬌に負けたか?笑笑
MG「 じゃ、俺こっちなんで!ヌナ気を付けて帰ってね。」
「 俺がいるから大丈夫だわアホ。」
MG「 もー。いちいち突っかかってくるの嫌なんだけどヌナ。」
『 ふふ、何だかんだスニョンはミンギュの事大好きだから。愛だよ愛。』
MG「 ヌナも?」
『 うん、私も好きだよ。また、ご飯行こうね。』
MG「 ふふっ、ヌナ大好きー!!」
フワッと抱き締められて、それを受け止めてると耳元で ……
─── ホシヒョンと上手くいくように応援してるから。
驚いて固まってると、スニョンが私達を引き剥がして強制終了。
ミンギュを見ると、優しく微笑んでいた。
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ゆーち(プロフ) - かほさん» 返信が遅くなってすみません…。ありがとうございます!幼馴染スニョン私も妄想が沢山膨らみます♥これからも楽しみにして頂けたらと思います! (2022年3月7日 21時) (レス) @page11 id: 4131454b0a (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 面白いです、幼馴染スニョン最高です…✨ (2022年2月10日 23時) (レス) @page10 id: 512e1b61a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーち | 作成日時:2021年5月23日 19時