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「シルク…」

振り返るとシルクが立ってた

「なんだよ、どーかしたか?
忘れもん?」

シルクの言葉をスルーして話しかけると

『いや、お前が泣きそうだったから』

……そんな私って顔に出てるかなぁ

「泣いてねーよww
心配かけて悪かったな」

タバコの火を消してシルクに向こうに戻ろうと言おうとした時

シ『…泣きたきゃ泣けよ』

思いもよらない言葉に目が点になる

シ『お前、自分のことになると我慢しすぎだし
俺とか他のメンバーの事考えすぎて、自分のこと後回しだろ?
だから、たまには甘えろよ』

「…なんでタラコちびのくせに…」

あたしは少し小さいシルクの肩に顔を埋める

シ『タラコちびは余計だ、ばかやろう』

こんな辛い時心配してくれるなんて、さすがリーダーだ

「……シルクみたいなやつ好きになればよかった」

きっと幸せだったかもしれない

でも、辛い事だってあるのは誰を好きになったっておんなじだよな

シ『……じゃあ俺にしとけよ』

「は?」

顔を上げてシルクを見るといつになく真剣な顔

シ『……俺のこと……好きになれよ…っ』

真剣な顔からつらそうな顔に変わる

「シルク…?」

シ『人を好きになって…辛いのは…お前だけじゃねーよ』

待って…

『俺は……俺たちは』

それ以上言うな…

『みんなずっとずっとAのこと』

「やめろ!!」

シ『………』

「……ごめん、悪いけど、それ以上は聞きたくねぇ……」

聞きたくないんじゃない

聞いちゃいけない

それ以上聞いたら……
みんなこのままの関係じゃあ居れないような気がしたから

シ『……先に上戻ってる』

シルクはそう言うとマサイの家に戻った

なんなんだよ…

俺たちはってなんだし…
そんなん聞いて。あたしが今まで通り接しられるとでも思ってんのかよ…

くっそ…

「なんなんだよ…
ふざけんな…」

とりあえず気を少し落ち着かせてから部屋に戻ろう

その頃にはみんな酔ってるはずだ

たのむから…もう少しだけ一人にして…

ちゃんと…ちゃんといつも通りの私になるから…

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


はい。
どーも!結桜でーす!
おっかしいなぁ…この話、ホントは逆にする予定だったんですけどどんどんシリアスになる←

なので、このまま突っ走ります←

これからもご愛読よろしくお願いします!

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結桜(プロフ) - 彩花さん» ありがとうございます(;_;) 私もマサイ好きなのでこれからも頑張ります (2018年4月2日 22時) (レス) id: 77f82cac9b (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - 面白いです!最高ー!これからも頑張ってください!Fischer'sの中でマサイが好きなのでとてもいい作品でした! (2018年4月2日 2時) (レス) id: a656fafccc (このIDを非表示/違反報告)
結桜(プロフ) - 巴鈴さん! ご指摘ありがとうございます! 直しました! 今後もなにかありましたらよろしくお願いします!(。_。*) (2018年3月10日 22時) (レス) id: c594c6664e (このIDを非表示/違反報告)
巴鈴(プロフ) - あの...2月21日生まれなら乙女座じゃないとおもうんですけど (2018年3月10日 20時) (レス) id: 8165a882be (このIDを非表示/違反報告)
結桜(プロフ) - ききょう♪さん! 初めまして(^ω^) ありがとうございます! 凄く嬉しいです! 頑張ります! (2018年3月5日 7時) (レス) id: c594c6664e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結桜 | 作成日時:2018年2月27日 1時

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