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「そう言えばさ、風呂場に赤いストッキングとなんかあったけどあれなに?」
「あ!持ってくるの忘れてた…。あれ、新しく買った下着とセットで使うストッキングとガーターベルト」
「えっ?ちょっと待って、下着新しくしたの?」
「新しくしたよ?」
「もしかして、今着けてる?」
「うん」
そう言うとにやにやしたジェシーくんに手を引かれて寝室に連れていかれた。
キングサイズのベットの端に座るジェシー君の前に立たされて何をされるわけでもなくじっと見つめられる。
「Aちゃんの新しく買った下着の色当ててみてもいい?」
「へ?」
「赤でしょ?」
「…ちが」
「違うの?じゃ、脱いでみせてよ」
穴が空いちゃうんじゃないかってくらいに見てくるし、逃げられる雰囲気でもないし…
震える手で服を脱いでいく。脱いでる最中は喋ることもなく見てるだけのジェシー君。脱いでる音だけが響いて凄く恥ずかしくてバクバクしてる心臓の音も聞こえちゃいそうで。
履いていたショートパンツが床に落ちると
「やっぱり、赤じゃん。しかも、すっごい似合ってる」
口元を手で隠したジェシー君の頬がほんのり赤くなってる気がする。写真撮ってもいいなんてニヤつきながら聞いてきたから丁重にお断りした。
「髪も赤で下着も赤なんて…Aちゃん、俺
に包まれてるみたいだね?」
ちょっと照れながら笑う彼が愛おしい。
「喜んでもらえてよかった…」
「こんなん、喜ばない男なんていないよ」
おいでと、呼ばれてジェシー君の足の間に立つとお腹に手を回されて吸い付くようにお腹にキスされる。啄むように何回も何回もされるから擽ったい。
「擽ったいよ…」
ジェシー君の肩を押して離れようにも力では勝てなくてされたい放題。目をつぶって耐えようにも今度は脇腹を舐められて思わず声が出る。
「…ぁ…ちょ…やめ…って」
辞めてくれる訳もなく…へその周りまで…しつこく丁寧に舐められて。
「んっ…や…じぇ…し」
立っていられなくて膝から崩れ落ちた。
「だ、大丈夫?」
「…ん、うん」
「気持ちよかった?」
こくこくと頷くと、良かったと優しく頭を撫でくれた。
「んでさ、Aちゃんにさ、お願いがあるんだけど」
なんだろうと思ってジェシー君の顔を見た。
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おでん(プロフ) - 無機物さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^) (2019年9月23日 11時) (レス) id: 8c38f05640 (このIDを非表示/違反報告)
無機物 - とても面白いです!! (2019年9月21日 15時) (レス) id: 70d03365e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おでん | 作成日時:2019年5月6日 22時